今は動かぬパリのからくり時計。金のオートマータがドラゴンと戦う勇姿を収めた動画

今は動かぬパリのからくり時計。金のオートマータがドラゴンと戦う勇姿を収めた動画 1

あるるかぁん!!!

パリにはLe Défenseur du Temps(時の守護者)と呼ばれるとても美しい彫刻があるのですが、実はこの豪華な人形群、昔は一時間ごとに動く機械仕掛けのオートマータ(西洋式からくり人形)だったんです。1979年から2003年まで人々の時間を守ってきたこの仕掛け時計ですが、今はコストの問題から動かなくなってしまいました。インターネット上にはいくつかビデオが残っていますので、ありし日の勇姿を壮麗な音楽とともにご覧ください。

制作したのはアーティストJacques Monestier。重さは1トンにも及びます。大気を表すオンドリ大地を表すドラゴンを表すカニ、のどれか一匹と、時の守護者が1時間ごとに戦いを繰り広げるというなんともファンタジックな世界観。正午には3匹全てと時の守護者の戦いが見られたそうです。戦いに合わせて風の音、波の音、そして揺れ動く大地の音が流れたとのこと。パリ、素敵すぎる

残念なことに動かすための予算が足りなくなり、2003年には動かない彫刻となってしまいました。トップの画像だと壁にちょこんと付いている飾りのようにも見えますが、実はかなり巨大な彫刻群となっています。次のビデオを見ると「....そりゃ金かかるわ」と予算不足も納得のスケールがわかります。

そう、守護者が実際の人間と同じ大きさなんです。じゃ、ちょっとファイナルファンタジーやりたくなってきたので失礼します。

Source: Jacques Monestier, Cool Stuff in Paris, Défenseur du Temps-Monestier

Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)