コプター型と固定翼型のドローンは何が違う?

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どっちもドローンなんですけどね。

ドローンといえば、4つのローターを搭載したコプター型を想像する人も多いでしょう。しかし、同時に飛行機のような固定翼型と呼ばれるドローンも研究や開発が行なわれ、またParrotなどは固定翼型のドローン「Disco(上画像)」の市販を予定しています。

ところで、同じドローンでもコプター型と固定翼型は何が違うのでしょうか? この記事ではInverseがまとめた6つの違いをご紹介したいと思います。

ホバリング

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コプター型はホバリングができて、固定翼型はホバリングができません。プロペラの向きからしてこれは自明。まぁ、一部には翼の向きが変わってホバリングができる固定翼ドローンもありますが…。

スピード

こちらは固定翼型ドローンの勝利! これもプロペラの向きと空気抵抗の少ない機体デザインのお陰です。上で触れたDiscoは時速50マイル(約時速80km)で飛行することができます。

積載重量

こちらも固定翼型ドローンの勝利。高い飛行性能のおかげで、多くの荷物を素早く輸送することができます。現在グーグルやアマゾンドローンによる配達を計画していますが、どちらも固定翼型のドローンを開発しています。

飛行時間

またしても固定翼型ドローンの勝ち。効率良く飛べるってことは、長く飛べるってことです。例えばフェイスブックは遠隔地でインターネットサービスを行なうソーラー駆動のドローンを開発していますが、こちらは最大で3カ月間も飛び続けることができます。

耐久性

こちらも動作部品の少ない固定翼型ドローンが有利です。とくに業務用途において、耐久性の高さは大きなメリットになることでしょう。うーん、コプター型の存在意義がわからなくなってきた…。

離着陸

お待たせしました! こちらはコプター型の勝利です。なんせ、小さなヘリコプターみたいなものですからね。好きな場所からぱっと飛び立ち、好きな場所にすっと着陸できます。

その点、固定翼型のドローンは人に投げてもらうなど、何らかの補助が必要な場合が多いです。詳しくは上の動画をごらんください。

とこのように、単純な飛行性能を比較すると固定翼型のドローンには多くのアドバンテージがあることがわかります。だからといって、コプター型のドローンが無用の長物というわけではありません。そもそも、ドローンのメリットは滑走路などを必要とせずに、どこでも離着陸ができること。今後もコプター型のドローンと固定翼型のドローンは利用用途に応じて使い分けられることでしょう。

top image credit: Parrot

source: Inverse.com

(塚本直樹)