フル充電まで15分しかかからないスマホが誕生!

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これぞ、もっとも待ち望まれていた機能?

スペインのバルセロナで今週開催されたモバイル・ワールド・コングレス(MWC)では、各社から数々のスマートフォンの新モデル発表が相次ぎました。いろんな魅力あふれる新機能の売り込みに、各メーカーとも追われているようですけど、中国メーカーのOPPOは、驚きの急速充電に対応したモデルの発表で会場を沸かせましたよ。

スマートフォンのバッテリーを、短時間で充電可能な技術は、これまでにも何度となく発表されています。もっとも新しいのは、クアルコム(Qualcomm)がSnapdragon 820で実証している「Quick Charge 3.0」でしょう。バッテリーゼロの状態から、わずか35分で80%まで充電可能ですよ。

ところが、新たにOPPOの披露した「SuperVOOC」は、なんとバッテリーゼロから15分で100%まで充電を完了! 実際にMWCの会場では、2,500mAhのバッテリーを装備した参考出品製品を、本当に15分かからずフル充電するデモンストレーションで、拍手喝さいを浴びました。それでいて、急速充電されたバッテリーに発熱の問題が生じることはなく、充電効率を最大限まで高めるべく、電流を自由自在に調整する独自技術が採用されているんだとか。

なお、クアルコムのQuick Charge 3.0が、Snapdragon 820などのプロセッサーを採用する幅広いメーカーのスマートフォンで利用できるのに対して、OPPOのSuperVOOCは、あくまでも同社が用意するスマートフォンにて、ハードウェアからソフトウェアまで完全管理されて利用できるようになります。同じようなアプローチで、スマートフォンメーカーのファーウェイ(Huawei)も、バッテリーゼロの状態から、わずか5分で48%まで充電可能な急速充電対応製品を披露したことがありました。

OPPOは、SuperVOOCのデモンストレーションを実施しただけで、本当に15分でフル充電可能な同社製のAndroidスマートフォンの発売は、まだ少し先になりそうです。とはいえ、ここまでスピーディーに充電完了するなら、替えのバッテリーを持ち歩く必要はないかもしれません。また、2,500mAhのバッテリーは、大容量ではありませんけど、すぐに充電できるので、かえってコンパクトなスリムデザインのスマートフォンに仕上げやすいかもしれませんよね~。

SuperVOOCは、microUSBおよびUSB Type-Cのインターフェースの充電ケーブルで商品化できるそうです。さすがにまだ世界ではOPPOブランドのヒットモデルは知名度が低いですが、こうしたスピード充電を武器に、今後の同社製スマートフォンの大躍進だってあるかも?

source: Engadget

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)