癌細胞発見に作られた、UCLAのオープンソース画像分析アルゴリズムがいろいろ使えそうです

160215algorithmimages1.jpg

百聞は一見に如かずと言いますが、目に見えないものもたくさんあるわけです。

...いやいや、とかそんな話をするわけではないので安心してください。

例えば上の画像、私たちが目で見るとLED電球は左のように見えますが、右に写っているような色や模様は見えないですよね。この画像はカリフォルニア大学ロサンゼルス校のエンジニアたちが作ったアルゴリズムによって生成されたもの。このアルゴリズムを使えば通常では観察することができない画像の詳細を識別することができるそうです。

こちらのフェーズ・ストレッチ・トランスフォーム(Phase Stretch Transform)アルゴリズム。もともとは血中のガン細胞を捉える高速画像処理のために開発されたもの。輪郭と幾つかの特徴を抽出し、質感を高めることで人間の目では観察できない詳細を見せてくれます。

例えばこちら。下の画像は月を撮影したもの。アルゴリズムを通した右側の画像では遠くの星が見やすくなっていますね。

160215algorithmimages2.jpg

この新しいアルゴリズムは様々な応用法が考えられるとエンジニア・チームは述べています。指紋虹彩認識や、自動運転車画像処理ソフトウェアなどが例に挙げられています。

面白いのはこのアルゴリズム、無料で公開されているんですね。GithubMatlab File Exchangeでダウンロードできます。画像認識がうまくいかないんだよなー、なんてソフトウェア開発で困っている人はもしかしたらこれが助け舟となるかもしれませんよ。

source: UCLA via Engadget

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)