NASAからの挑戦!宇宙船で使える食事ツールを「レプリケーター」で物質化しよう

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長寿と繁栄を…

スタートレックに限らず、いろいろなSF映画で物質がシュパーっと転送されたり、具現化するテクノロジーが描かれてきました。そんなSFテクノロジーに近いことを実は3Dプリンターってできるんだ、そんなことに気付かされたのがNASAの子ども向け教育キャンペーン「スタートレック・レプリケーター・チャレンジ」です。

NASAから子どもたちへの挑戦は、3Dプリンターを使って作れる食事用のツールをデザインするというもの。動画ではティーカップが印刷されていますが、食べ物に関連するものであれば何でも良く、「2050年に宇宙でプリントされて使われる」という想定のようです。子どもたちの、型にはまらない想像から何が飛び出すか楽しみですね。

スタートレックとアメリカ機械学会財団とのコラボレーションであるこちらの企画、ニューヨークにあるイントレピッド海上航空宇宙博物館で開始されました。優秀デザインには賞品として3Dプリンターを受賞者の学校に寄付、スタートレックグッズ、ニューヨーク旅行などが贈られます。

宇宙食と言うとアルミのパッケージに包まれた美味しくない物というイメージがあります。宇宙での食べ物の生産、調理をより多様化させるのに、子どもたちの想像力が本当に役に立つかもしれません。もし火星に移住するとなれば、移住者の食事ってかなり現実的な問題ですよね。

2014年には3Dプリンターが初めて宇宙に送られ、宇宙飛行士たちによってさまざまなプラスチックのツールや容器がプリントアウトされました。スタートレックの世界のように、近い将来3Dプリンターは宇宙旅行の必需品となるかもしれません。

子どもたちのあっと驚くデザインが、画期的な発明につながるかもしれませんね!

source: NASA

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)