キューバにブロードバンドインターネット、やっと開通

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21世紀へようこそ!

キューバはネットの普及という意味で、世界でもっとも遅れている国のひとつです。でも1月31日、国営通信企業ETECSAが同国初の家庭用ブロードバンドサービスを首都ハバナの一部で開始すると発表したんです。

ETECSAはハバナの中の歴史地区オールド・ハバナの住人に対し、中国の華為技術(ファーウェイ)が提供するブロードバンドサービスの利用を可能にします。オールド・ハバナはキューバ観光の中心的な地域で、カフェやバー、レストランもこのサービスを利用できます。アメリカと国交正常化して観光客も急増してるみたいですし、これは高速なネットがないと禁断症状がでてしまう先進国民にとってもありがたいことですね。

AP通信によれば、これまでキューバで家庭用ブロードバンド回線を使うことが法的に許されていたのは「外交官や外国企業の従業員」のみで、その人たちも「他の国の平均よりはるかに遅いインターネット回線に数百ドルも支払っていた」そうです。またハバナには一応公共Wi-Fiもありますが、使用料は1時間で2ドル(約240円)と、キューバの人にとっては平均月収の約10%にあたる法外な価格設定でした。

ETECSAの家庭用ブロードバンドサービスがいつから使えるかとか、キューバ全土に広げる予定はあるかとか、どれくらいの利用料になるかとかはまだわかりません。それでも、今まで我々の(多分)1000分の1とかしかネットを使えなかった人たちが、少しでもその恩恵を受けやすくなるのは良いことですね。キューバン・サルサの超絶テクニックを披露するYouTuberとか、出てきてほしいです。

image: Kamira/shutterstock.com

source: Associated Press via The VergeReuters

Jamie Condliffe-Gizmodo US[原文

(miho)