実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真

月のカラー写真だ!

2013年、中国は月に行った3つ目の国となりました。そして、つい先日、月面探査機「嫦娥3号」から高解像度の写真が発表されました。実は、地球に住む私たちが月面の写真を見るのは、かれこれ約40年ぶりなんです。

中国国家航天局が嫦娥3号からのデータを公開したのは、実は2015年だったのですが、なぜだか今日まで世界的に注目されてきませんでした。The Planet SocietyのブロガーEmily Lakdawallaさんが、中国語でしか表記のなかったサイトから月の写真を見つけて、検索可能なフォーマットでネット掲載したことがきっかけとなり、やっと広がったようです。

Emilyさんに感謝ですね。月の写真、すごいです。以下に数枚載せていますが、興味があれば月面走行車Yutuからのパノラマ写真など全部の写真を見ることも可能です。

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 1

月面着陸機・嫦娥3号。2013年12月21日撮影。

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 2

月面走行車の車輪の跡。2013年12月22日撮影

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 3

月面走行車がソーラーパネルを広げる様子。2013年12月15日撮影

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 4

月面走行車の影。2014年1月12日撮影

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 5

パトロール中の月面走行車。2013年12月22日撮影

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 6

月面の堆積物。2013年12月24日撮影

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 7

嫦娥3号。2014年1月13日撮影

こちらはパノラマ写真。

実は37年ぶり。中国の無人月探査機が撮った月面写真 8

嫦娥3号の月面走行車Yutuは2年前に活動を休止してしまったようですが、科学者たちが送られてきた画像やデータを調査し続けているとのこと。このミッションによって月の新しい種類の石を発見したり、月の歴史を知る手がかりなどが見つかっています。そして嫦娥3号が月に設置した望遠鏡は、動き続けているとのことです。

Emily Lakdawallaさんは、データベースからこれからも写真をアップし続けると語っています。これらはカラー写真ですが、これからもっと美しく画素の高い写真が送られてくることに期待しましょう。

images by Chinese Academy of Sciences、China National Space Administration、The Science and Application Center for Moon and Deepspace ExplorationEmily Lakdawalla

source: The Planetary Society

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(リョウコ)