効果やいかに? 深刻なゴミ問題にあの鳥を起用した街がある

2016.02.19 08:00
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これは恐るべき? それともヒーロー?

ペルーの首都リマ。現在、市内に4カ所あるという廃棄物処理場も約一千万人の人々が暮らすこの大都市には足りないのか、数年以上前からゴミの不法投棄が深刻化しているといいます。そこで昨年末に始動したというのが、Gallinazo Avisa(ハゲタカの警告)プロジェクト。

ハゲタカといえば、動物の死肉を主食とする鳥。地元の動物園スタッフの協力のもと実装されている同プロジェクトでは、不法投棄されやすいエリアをGPSGoProを装着した10羽のハゲタカが市内を徘徊するという策が取られているそうです。

市民には「ハゲタカが付近を飛び交っている」という状況を認知してもらいながら、現場を目撃した場合にはSNSでの写真投稿を用いた通報を呼びかけているのだとか。ちなみにGPS追跡ルートや不法投棄エリアの現場様子は、下のイメージのようなライブマップでちゃんと公開されているみたいですよ。

160212jointhefight.jpg


ハゲタカのパトロール......一体どれほどの効果が期待できるのしょうか? 少なくとも、不法投棄でなくリサイクルを促進するなど市民の問題意識を高めることが、現時点での主なプロジェクトの目的のようですが...。

ちなみに同プロジェクトのフェイスブックページでは、「上空を飛ぶぼくたちの視界からは逃れられないよ」という旨の投稿や、「夏といえば海。ぼくたちは人間じゃないけれど、...南のビーチに行ってきれいな砂浜を上空から監視しているよ」など、すっかり恐るべきなのか馴染みやすいのか分かりづらい微妙なキャラクターになっているハゲタカ視点のコメントも公開中です。


いずれにしても、数年以上続いているというリマでの不法投棄の状況が改善されるきっかけになるといいですねぇ。


source : Gallinazo Avisa via The Guardian
Images and GIF via Gallinazo Avisa

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文
(Rina Fukazu)

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