「プレイステーションVRは2016年秋発売」米ゲームソフト販売店のCEOが発言

2016.02.18 13:00
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VR主要プレイヤー、出揃う!

2016年はどうやら仮想現実(VR)ゲームが本格的に一般大衆に届けられる年になりそうです。Oculus Riftはもうすぐ一般ユーザーに届けられますし、Google Cardboard式のVRヘッドセットは様々な方法で何百万人という人々に届いています。そしてここに来てようやく、SonyのVRヘッドセット販売時期が知らされました。とは言ってもSonyの公式発表ではなく、米ゲームソフト販売店のCEOの発言によるもの。GameStopのCEOであるPaul RainesによるとプレイステーションVRは今年の第三四半期に発売されるとのこと。テレビの生放送インタビュー中での発言ですが、下の動画で確認できます。

「ソニーの商品は今秋発売される。(VR業界に参加している)他の二社とも話は進んでいる。」と(うっかり?)プレイステーションVRの販売時期を口にした後、別の話題に移るRaines氏ですが、もちろん人々はソニーによるVRヘッドセットの発売時期を知って大興奮。下のビデオの2:40あたりからVRヘッドセットの話が始まり、3:38あたりで「We are launching the sony product this fall.(ソニーの〈VRの〉商品を今秋発売する)」とはっきりと言っていますね。



新しいゲーム機が秋に発売されるというのは実はこれまでのマーケットにおける伝統でもあります。クリスマスに新年と、冬に向けて消費者たちは高価な家電製品に対してサイフがゆるんでいきます。今回もおそらく幾つかのゲームとVRヘッドセットがパッケージになったセールを仕掛けて新しいユーザーの獲得を狙ってくるでしょう。

Sonyの場合はすでにプレイステーション43590万台売られているのも大きな利点です。OculusやHTCといった競合他社のVR機を使うためにはユーザーはそれに対応した高性能なコンピューターを持っている必要があります。しかしプレイステーション4のユーザーは、VRヘッドセットが販売された日からすぐにVRゲームを楽しめるわけですね。これはSonyの強み。

またSonyは映画スタジオも所有していることも忘れてはいけません。スパイダーマンやゴーストバスターズといったブランド・タイトルが利用できるわけで...一体どんな展開を見せるか想像もつきません。

ただし、性能という点ではOculus Riftに軍配が上がります。Oculus Riftを使用するにはNvidia GTX 970もしくはそれ以上の性能を持つ高価なグラフィックプロセッサが必要なのですが、プレイステーション4のGPU(グラフィック・プロセシング・ユニット)はNvidia GTX 660程度の性能となっています。Oculusを使うためにグラフィックプロセッサを自分でアップグレードすることはできても、プレイステーションでそれをすることはできないですからね...。

しかしVR機はどれくらいすぐにメジャーになるのでしょうか?インタビューでもRaines氏が語っていますが、ゴールドマンサックスの予想だとVR市場は2025年までに800億ドルマーケットになるとのこと。これは今日のデスクトップ・コンピュータの市場と大体同じです。

そう言われるとすぐに多くの人が自宅でVRを使ってゲーム・エンターテイメントを楽しむように聞こえますが、そこはもう少し複雑なようです。同予想によるとVRヘッドセット販売台数が1億台を超えるのには5年はかかるだろうとのこと。1億台というと、2000年代の初めの頃のスマートフォンの販売台数です。なるほど、5年経ってもまだまだ皆が持ってる、という状況ではないわけですね。

何れにしても、プレイステーション4ユーザーにとっては嬉しいニュースに違いありません。


image: charnsitr / Shutterstock.com
source: Fox Business via VR Scout

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)

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