「反応」を商標登録しようとしたYouTuberが炎上

「反応」を商標登録しようとしたYouTuberが炎上 1

どうなるかなんてすぐに分かったと思うんですけど…。

毎週のように仰天発言で世間からひんしゅくを買っているドナルド・トランプ氏ですが、先週は全く違う人たちが大炎上してしまいました。YouTubeで有名なFine Brosは、「React(反応)」という言葉を商標登録するという悪の秘密結社みたいな計画を発表したため、控え目に言っても苛烈な集中砲火を浴びた結果、全ての計画を白紙にする羽目になったという騒動が起きました。

Fine Brosはいわゆる「反応シリーズ(リアクションビデオ)」的な動画を作る事で有名で、子供や老人、ティーンエイジャー等さまざまな年齢層の人たちや他のYouTuberなどに、インターネットミームや動画、音楽など彼らになじみがなさそうな物を見せて、その反応を集めた動画を多く公開しています。下の画像を見ていただければ分かるように、動画の多くは2千万3千万という膨大な視聴数を誇り、登録者数もリアクションビデオを主に作っているYouTuberの中ではトップに位置する人たちです。動画のタイトルは、「XXX React to YYY (XXXの、YYYへの反応)」で統一されています。

「反応」を商標登録しようとしたYouTuberが炎上 2

2人は何を勘違いしたのか、リアクションビデオというフォーマットが自分達の物だと考え、収入をシェアする代わりに、他のYouTuber達に自分たちのスタイルを「寛大にも」ライセンスするというアイデアを思い付いたのです。このシステムを強いる為、彼らは「React」という言葉を商標登録し、更に「Teens React」、「Elders React」等様々なバリエーションも同時に登録しました。

当然のように、インターネットはそれを許しません。その後は数日に渡る怒りのブログ、ビデオブログ、大量のサブスクリプション解除が続きました。

彼らはMediumに記事を投稿し、その中で計画を白紙にした事を発表し残りわずかなファンに謝罪しました。

謝罪したいと思います。

僕たちは、簡単に悪用されかねないシステムを作ってしまった事に気づきました。こういった商標登録は、(僕たちも含めた)企業にオンラインのビデオを規制し管理する力を与えてしまうというのは、確かに現実的な不安だと思います。僕たちは決してその様な目的は持っていませんが、それを証明する手段はありません。

以下の事を決定しました:

      1. 「反応」関連の商標登録を全て撤回する

      2. React Worldプログラムの中止

      3. 過去の全てのContent IDによる削除要請の取り下げ

更に、発表の映像も含め、React Worldに関する全ての動画が削除されました。残念ながら、これは地獄の業火にまで発展した炎上に水滴を垂らすようなものですが、信頼をわずかでも回復できるかどうかは未だ不透明です。

とりあえず言えるのは、彼らのサブスクリプションはリアルタイムで下降中だという事です。

source: Medium

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

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