ワシントンD.C.の地下鉄が最低29時間のシャットダウンで大混乱

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安全第一とは言っても、怒ってる通勤客はたくさんいるようですね...

アメリカの首都であるワシントンD.C.の地下鉄、実は全米でニューヨークに次いで二番目に利用者の多い地下鉄となっています。そんな忙しい地下鉄が、なんと急遽全面的にサービスを停止すると発表してニュースになっています。

目的は安全点検のようです。現地時間15日の深夜12時に始まり16日は一日中サービス停止。最低でも29時間は運行が再開されないと発表されています。点検で問題が見つかった場合、さらにこの停止が長引く可能性もあるようです。

なぜこんなことが起きたかというと、大元のきっかけは去年1月に起きた電気系統の故障事故。トンネル内で停止していたイエロー・ラインの電車内に煙が充満し、何人もの乗客は病院に搬送され、呼吸不全による死者が1名出る惨事となりました。

そしてこの月曜日に電気ケーブルの故障が起き、それが1年前の死者を出した事故と似ていたため緊急に全面的な安全検査をすることが決まりました。この点検中に600本以上のケーブルがチェックされるとのこと。

地下鉄のゼネラル・マネジャーであるPaul J. Wiedefeldさんは、電話での会見で次のように述べています。

一般利用者に対するリスクは極めて低いものの、命に関わる安全面の問題がおきる可能性を完全に否定することはできません。だからこそこのアクションを直ちにとらなければいけません。私が(乗客の)安全が私たちの一番の優先事項だと言う時、それは本心から言っているのです。それは時に厳しく、不人気な判断を下すことを意味しています。今回はそのような時です。私はこのことが引き起こす困難さを十分に了承しています。

しかしワシントンD.C.は道路の渋滞でも有名な都市なんですよね…これによってさらにひどい渋滞が起きることは間違いないように思います。地下鉄のツイッターでは「駅の駐車場は自由に使えます」「バスは動いてます」「全ケーブルの半分のチェックが終わりました」と随時アップデートしているようですが、何事もなく早く終了して欲しいですね。

「検査官たちは地下のトラック100マイル(=160キロ)を歩いて、電気ケーブルに問題の可能性がないかチェックしています」

がんばれ検査官たち!!

Image by Sean Pavone / Shutterstock.com

source: Washington Post

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)