2016年の音楽トレンドを忠実に聴かせるフラッグシップヘッドホン「ATH-A2000Z」

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ひたすらに、のめり込むように、音が作り出す物語に没頭したいなら。

パーソナルな環境で音楽を楽しむときに欠かせないヘッドホンとイヤホン。おりしも現代は圧倒的なほどのヘッドホン&イヤホンブームが訪れていて、特に日本には世界中のモデルが集結しているのではと感じるくらい、数多のモデルで百花繚乱な市場が形成されています。

安価なモデルもあれば、中には数万円、数十万円もする高価なモデルもあります。その中で、約8万円台というハイグレードな品ですが、音楽好きとしてもヘッドホン好きとしてもMade in JAPAN好きとしても見過ごすことができない憧れのモデルがあるんです。それがオーディオテクニカの「ATH-A2000Z」です。

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ATH-A2000Z」は密閉型インドア用という、アートモニターシリーズの最新フラッグシップモデル。

ヘッドホンといったらアウトドア用じゃないの?」と思う方もいるでしょう。しかしインドアでの音楽体験環境は年々厳しくなっているんですよ。気持ちのいい音量になるようにとスピーカー・アンプのボリュームを上げると家族だけではなく、近隣にも迷惑がかかる。集合住宅だと壁ドンで抗議されることもありますよね。

しかし、ヘッドホンなら。ドライバーと鼓膜の位置が近いから微細音も聴き取りやすく、エアコンなどのノイズも低減できます。アンプ+スピーカーよりもロープライスで緻密な音場を楽しめますし、インドアで快適な音楽環境が作れるヘッドホンの需要は高いんですよ。

そしてアートモニターシリーズは1994年、20年以上前からおうちリスニングを追求し続けているモデル群なのです。この分野における開拓者といってもいいんです。

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オリジナルモデルのATH-A10(1994年)、チタンハウジングを取り入れた40周年記念限定機ATH-A100Ti(2001年)、装着性を大幅に改善したATH-A1000(2002年)、音の極みを目指したATH-A2000X(2008年)に連なる「ATH-A2000Z」に課せられた命題は“原音再生”。マイクが受け取った音を素のままに、ありのままに再生することを目指しています。

しかし“原音再生”の基準値は、楽器の進化、ジャンルの進化、録音技術の進化、マスタリングの進化、そしてアウトプットの形態の進化によって基準値が常にアップデートしていきます。ゆえに過去において最高峰にたどり着いたプロダクトを作り上げたとしても、ソフトたる音楽トラック側が進化することでエンジニア側も「それなら…こうだ!」と新たな一手を開発現場という盤面に打って、新しいリファレンスを作り上げていきます。

つまるところ「ATH-A2000Z」は、近年普及してきたハイレゾ音源の原音再生能力をつきつめたヘッドホン!

また時代ごとのトレンドをストレートに表してくるのもアートモニターシリーズの特徴です。旧モデルのATH-A2000Xはベースラインのボリューム感を高めつつあった2006~2010年の音楽シーンに合わせて、低域の量感と質感をアピールしていました。EDMのムーブメントを意識していたという背景もあったのかもしれません。しかし「ATH-A2000Z」は、現在市販されているハイレゾトラックのトーンに合わせてタイトな低音域・高密度な中音域・伸びやかな高音域の再現性をグッと高めています。

アーティストの情感を深掘りして再現する

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実際の楽曲を聴いてみます。

Trigger」(アニメ・残響のテロルのオープニング)を聴くと、透明感を持たせつつもアンニュイな雰囲気を醸しているGalileo Galilei尾崎のボーカルがグッと際立ち、埋もれがちなハイスピード・ハイハットが疾走感をサポート。退廃と熱狂を高い次元で両立させる菅野よう子の世界観をここまで緻密に表現できるヘッドホンはないのでは。

ア・カペラの「All-Night Vigil, Op.37」(セルゲイ・ラフマニノフ)を再生すると、まずホール全体に広がる自然のリバーブに感嘆の溜息が。「ATH-A2000Z」を頭から取り外してまじまじと観察。これ、密閉型だよな…。音漏れ上等な開放型に近しいほど、サウンドステージが広大です。そしてアルト、テノールの圧倒的なリアリティ、空に誘ってくれるソプラノの響き、そして大地をしっかりと掴んでいるバスの深みに、気がつけばフルコーラス聴いていました。

近年のアニソンも、旧来のクラシックともマッチします。では、90’sは?と「Born Slippy」(アンダーワールド)のハイレゾトラックを選択。…ああ、これは至福の味です。音です。セパレーションの高さがサウンドステージをグッと広げて、上下左右に立体的な音世界を作りだしています。リバーブをかけているキックドラムなのにハイスピードだからアタックポイントが見えてくるし、フランジャーをかけたエコーが厚みを生んで鳥肌まっしぐら。エフェクトのオン/オフとレベルが認識できるクオリティでエレクトロニカを再生すると、もう一人フェスです。踊りたくなります。

ここまで高解像で、理路整然さをもちながら、音の息づかいが見えるヘッドホンだとは。もしかして、CDからリッピングしたトラックもサウンドクオリティが向上するのかと思って、「catch me if you can」(BABYMETAL)を鳴らしたところ、本来ならダマになって聴こえるバッキングが丸見えなんです! デスボイスもSU-METALのボーカルラインもYUIMETAL&MOAMETALのスクリームも、1つ1つの要素がきちんと分離している。飽和することが一切ありません。なのに、クリーンすぎるヘッドホンだとメタルの熱気が薄れることがありますが、「ATH-A2000Z」は違う。ライブ感が浮き上がってくるんです。

「ATH-A2000Z」の構造部にあるテクノロジー

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類い希な音楽性を提供してくれる「ATH-A2000Z」。その構造部にも目を向けてみましょう。最初に目に入るのは、キラリと輝くチタンハウジング。フルサイズのオーバーヘッド機&メタルパーツで重く見えますが、実は294gと、同サイズヘッドホンのなかでも軽量級。薄くしても剛性を確保できるチタン素材のメリットが生きているのでしょう。

日本のヘッドホン職人が作り上げたドライバーには、純鉄製ヨークと磁束をぎゅっと収束させるリング状のドイツ製パーメンジュールでマグネットを挟み込み、強力な磁束密度と良好な過渡特性を実現。またオーディオテクニカが得意としている2重構造のハウジングで低域の弾力性も確保。キックドラムの中にある小音量なバッキングも正しく再生できるように、どの音のアタックもリリースも逃さないように超硬質特殊コーティングを施した振動板をフルコントロールしています。

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こめかみの下部から顎までカバーする、大型の立体縫製イヤーパッド低反発素材で耳元全体にしっとりとフィット。前面側より背面側にサポートパーツの厚みをつけることで、後頭部もカバーする設計になっています。単にイヤーパッドを厚くしただけではダメ。ヘッドホンのドライバーと外耳道、そして鼓膜が一直線になるように配置するためには欠かせない構造です。

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3D方式のウイングサポートは頭頂部にかかる荷重を分散して、頭部全体でヘッドホンを支えます。インドア用ゆえに、側圧も控えめ。長時間音楽にハマってしまっても、身体への負担は極小なんですよね。

ケーブルにもワザあり。一般的なヘッドホンはGND(グランド)ラインを共用した3線構造のケーブルを用いています。GNDを共用しても音を出すことはできますし、電子回路的にも問題ありません。しかしこの方式だと片方の音信号の電圧がもう片方に作用してしまい、音が混じってしまいます(オームの法則でも計算できる)。結果、右ドライバーで鳴っていたはずの音が左ドライバーからも聴こえることになり、音場が狭くなってしまいます。そこで「ATH-A2000Z」は3極のコネクタ部まで左右のGNDラインを独立分離した4線構造になっており、クロストーク特性を改善。密閉型とは思えないほどの広いサウンドステージを作り出しています。

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今回モデルをお願いしたイアンさんは、ふだんオーディオエンジニアとして活躍。業務中はオーディオテクニカのプロフェッショナル向けヘッドホンを使っているそうです。音の正確性と、すべての音域でクリアに聴こえるモデルを探したらそこに行き着いた、とのこと。

クオリティ、そしてかっこよさ。Made in JAPANなプロダクツにはそういった印象を抱いています。実はプライベートでもオーディオテクニカのヘッドフォンを使っていたんですよ。でもバーでなくしてしまって...また、買わないとならないんですよね」

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気になるプライスは、実勢価格で8万6000円前後。加えてこいつの力を引き出すためにヘッドホンアンプやステレオコンポ、ドライブ力の高いハイレゾプレーヤーが欲しいところ。システム全体で考えるとぶっちゃけ高価です。しかし、「ATH-A2000Z」を軸としたシステムでなければたどり着けない世界があるのも事実。タイトなドラム&ベースに重なるアコースティックな音の余韻の美しさに惚れてしまうと、他のシステムには戻れなくなるでしょう。

一聴の価値、絶対にあります

コストパフォーマンスの高いミドルレンジにも注目

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ATH-A2000Z」は、2016年現在のアートモニターワールドの頂点をつきつめたモデル。もしも「ATH-A2000Z」の音世界にハマりそうだけど、もうちょっとお安いのを…というのであれば、ほぼ同時期にリニューアルした「ATH-A1000Z」「ATH-A900Z」にも注目していただきたく。

深紅の「ATH-A1000Z」、アルミニウムハウジングを用いたモデルで、目指す方向性は「ATH-A2000Z」と同一。Made in JAPANな点も同一です。ウイングサポート×立体縫製イヤパッドは同じものですし、快適性を求めるなら「ATH-A1000Z」でも高い満足度が得られます。

濃紺の「ATH-A900Z」もMade in JAPANなアルミニウムハウジングモデル。こちらは「ATH-A2000Z」「ATH-A1000Z」が持っているシャープさを控えめにしつつ弾力性が際立ってくるトーンにまとめています。とはいえ旧モデルと比べると見通しの晴れやかさは別格。ミドルレンジ機といっても、やはりハイレゾ時代を見据えていることがわかります。

オーディオテクニカが考えるベストなインドア用ヘッドホントーン。ぜひ一度、味わってみてください。

source: 株式会社オーディオテクニカ

お問い合わせ窓口:0120-773-417

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(武者良太)