ブライトリング初のプラスチック製腕時計は、やっぱり高かった

ブライトリング初のプラスチック製腕時計は、やっぱり高かった 1

されどブライトリング…。

重厚感ある腕時計は好きだけど、重いのはちょっと…というそこのあなたに朗報です。ブライトリングの新しい「Avenger Hurricane」は、初のプラスチック製ハウジングなのです。正確に言うと、ブライトリング独自開発のポリマー、「Breitlight」で出来ているそうです。

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合成繊維でより強固になったBreitlightは、重さは鉄の1/6で、チタンの1/3です。より軽量なのは勿論、新しい素材のおかげで反磁性な上に敏感な肌にも優しく、錆びないし、キズや衝撃に非常に強くなりました。

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スペック的には、24時制で基本的なクロノグラフがついており、パワーリザーブは70時間持つので、3日間は巻き上げる必要がありません。しかしながら、メカニカルウォッチとしてそこまで高性能な機能があるわけでもないので、1つの疑問が。なぜ8,390ドル(約93万円)もするのでしょうか?

スイス製のクラフトマンシップを売りにしている伝統的なアナログウォッチは、常に高額でした。時計の複雑な内部を手作業で組み立てるには膨大な時間がかかる、というのがそれを正当化する理由の1つです。

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勿論、カシオの安いデジタルウォッチのように工場で大量生産しているわけではありません。本物のスイス時計の製造には、アナログなメカニズムで可能な限り正確に時を刻む為に、とてつもない技術と気遣いが必要になるのです。高級スポーツカーも同じように製造されていますが、高速道路をとんでもないスピードで爆走しているのを見ると、車に1万ドル以上払うのも納得しやすいものです。しかし腕時計の場合、毎時28,800振動で動く複雑なメカニズムが内側に隠れてしまっているので、値段に説得力が欠けると感じがちです。

高額になってしまうもう1つの理由は、資金力のあるコレクターが革新的なものや限定品を手に入れるのに金に糸目をつけないからです。ブライトリングがBreitlightをAvenger Hurricaneのセールスポイントにしているのは明らかです。というのも、同じコレクションの中で、似たような機能を持つ金属ハウジングの腕時計はより安いからです。

腕時計は何よりもまずファッションアクセサリーという意識が未だに根強く、ファンであるならブライトリング製品の品質に数千ドルを払うことも惜しまないのです。でも、革新的な機能を持ち、なおかつお手頃な本物のスイスウォッチをお求めなら、Swatchが150ドルで既に販売していますよ。

source: Breitling via aBlogtoWatch

Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文]

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