海外ではアートにまでなっている、日本の泥団子作り

2016.03.28 19:00
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極めれば、どんな事でも芸術となりうるんですね

子供のころ、泥団子作りをやった事がある方は結構いるのではないでしょうか? 人によっては、ひたすら研磨を重ね、ビリヤードのボールのように光輝くまで磨いたという方もいるかも知れません。

実は、泥団子作りは日本を超えて世界に渡り、Hikaru DorodangoとかDorodango Ball(ちょっとDragon Ballと読み違えそうになりますね)等と呼ばれて親しまれているのをご存じでしょうか? 最初は誰もが、「コーティングも何も無しに、泥だけで光る玉が作れるわけないじゃないか!」と思うようですが、練習を重ねて輝く玉を作れるようになると、没頭してしまうという方もいるそうです。

そこでP2 Photographyは、アメリカでの泥団子の第一人者であるBruce Gardnerさんの短編ドキュメンタリーを制作しました。彼の団子は、一つ一つがまるで小さな惑星のように見えます。



そもそもBruceさんが泥団子を作り始めたのは、SF作家のウィリアム・ギブスンがTATE MAGAZINEに寄稿したエッセイを読んだからでした。彼は、「日本泥だんご科学協会」(ANDS)理事長の加用文男氏の研究に感銘を受け、「驚くべきシンプルさと完璧さが作り出すその人工物は、この世で初めての物質か、あるいは最後の物質に見える―ビッグバンを作り出した物か、この世が全て静寂に包まれた時に浮かんでいるであろう物」とまで評しています。これを読んだBruceさんは次の日には早速作り始め、30個以上の失敗作を経てようやく納得できる泥団子ができたそうです。

現在では、アルバカーキーの各地を回り、異なる質の土を集めて泥団子作りにいそしんでいます。思わず自分も作りたくなってきますね!


source: Vimeo

Casey Chan - Gizmodo US [原文]
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