ティム・クック氏の母校、生徒に配る端末をMacBookからChromebookへ

2016.03.10 11:37
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アップルのCEO、ティム・クック氏はアラバマ州ロバーツデール出身、地元ロバーツデール高校の卒業生です。地元の誇りであるクック氏の作るプロダクトをということで、地域の学校では教員と生徒(日本でいうところの小学校3年生から高校3年生)にはMacBookを、また、低学年の生徒にはiPadを支給して使っていました。が、それも先月までのこと。今後は、アップル製品ではなくレノボのChromebookを採用する計画なんだとか。

この情報をスクープとしていち早く報じたネタ元のWashington Postによれば、この件に関する書類には「ボールドウィン郡は、最先端のエッジなテクノロジーではなく、保証あるテクノロジーを使っていく」と書かれていたということです。けっこう言いますね。

学校が端末変更に乗り出す理由は明白で、やはりその価格。Chromebookならば4分の1のコストですみますからね。郡が検討しているというChoromebook N21は、1台約200ドル程度。学校という大量購入が必要な場所では、1,000ドルクラスのMacBookとはエライ差がでます。さらに、アップルファンにトドメをさすのは、今所有しているMacBookを売りに出し、そのお金で新たにChromebookを購入する予定なんだとか。

アップル製品を地域の公立学校に導入するのは、街がうちだした「Digital Renaissance」という2400万ドル規模のプロジェクトの一環でした。しかし、パソコンやタブレットが壊れれば、修理費用や新たな購入費用がかかりますから、アップル製品で続けていくのは難しいという判断がおりるのも理解できる話。

クック氏の母校含む地元地域のニュースではありますが、もちろん、アップルやクック氏がこの判断に関係しているわけではありません。一方、グーグルは喜んでいるかもしれませんね。教育機関という市場でのシェア拡大が進むのですもんね。


image by Bogdan Sonjachnyj/Shutterstock
source: The Washington Post

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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