海運最大手のマースクは、ドローンが海上の船に物資供給する未来を描いています

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また1つドローンが世界を効率化していく...

昨今、ドローンが配達をする未来が近づいてきています。日本でも実現が具体化しつつある中、さらにドローンが活躍の場を広げているようです。

新しい活躍の場もこれまた配達。しかしどこに配達するかというと大型船なんです。海運業界で働いていない限りあまり想像がつきませんが、船に物資を運ぶのって結構面倒な作業なよう。船を港に入れるのはお金がかかりますし、小さなボートでわざわざ大型船まで出ていって海上で積み上げて...ってまぁそれも手間なんですね。

でも軽量だけど重要な物資をドローンが船までブーンと運んで来てくれたら? なるほどなかなか良いアイディアな気がします。

しかもこれを行なうのは海運業界で最大手の会社マースクということ。

デンマークの会社であるマースクはコンテナ船を世界中に送り出しています。海をぬぼーっとずっと運行しているイメージがあるコンテナ船ですが、実は細々と物資を供給しないといけなかったりします。郵便物であったり、船の部品であったり、医薬品であったり...こういった細々とした物資のやりとりが、何百隻もの船を扱うマークスにとっては効率的なロジスティクスの障害にもなっているんですね。そこでドローンを使ってビジネスをさらに早く、安く、行なおうと計画しているようです。

GCaptainによると、試験運用がデンマークのカルンボー市で行なわれたとのこと。フランスの会社であるXamenのドローンを使用して、小さな荷物がコンテナ船のデッキに落とされたようです。当初の計画では陸側からドローンを飛ばすはずでしたが、悪天候のためやむなく小型船を海に出して、そこからドローンを発進させたとのこと。まだまだ先は長そうです。

このテストで行なわれたのは非常に小さな作業ですが、これがさらにパワフルなドローンによって、世界中で何百台という規模で行なわれる未来を想像すると今回のテストは大きな一歩だと理解できますね。

しかしドローン製造会社って、もしかしてすごい儲かってる...?

source: GCaptain via The Verge

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)