冥王星フライバイで得たデータは半分以上がまだ探査機の中

2016.03.29 09:00
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無人探査機ニューホライズンズが冥王星の横をフライバイしたのが去年の7月のこと。次々と素晴らしい画像が届いてきていますが、実はニューホライズンズからの送信速度って1、2Kbps程度なんです。

ここまで地形から、冥王星の月の画像から、動く丘までかなりたくさんの情報が届いてきたように感じますが、まだまだ氷山の一角にすぎないようですよ。

なんと取得したデータの半分以上がまだ探査機の中に残っているんです。

ニューホライズンズはこのまま太陽系の外に飛んで行ってしまうのですが、宇宙ではなにが起こるかわからないですから何か起きてしまう前にNASAは全てのデータを受け取ってしまいたいと考えているようです。ちなみに今ニューホライズンズは地球から約52億7000万km離れているとのこと。

52億kmかぁ...。うん、ちょっと想像つかないですね。

ニューホライズンズ計画のブログでは、サウスウェスト研究所(SwRI)のEmma Birathさんがデータ通信を効率的に行なうソフトウェアの試みについて書いています。もちろん、去年の夏の時点で、全てのデータを集めるには16カ月かかると分かっていたわけなんですが...。

ここ7カ月の間に届いた高画質のデータが感動の連続だったのでもうデータの大部分が届いたような錯覚をしてしまいます。これからさらに多くのデータが来るということで期待が高まりますね。


image by NASA
source: New Horizons Blog

Maddie Stone - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)

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