無人のコンビニ、お客さんのスマホが店員代わりに

2016.03.01 19:00
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なんでもかんでもスマートフォンさえあれば。

将来的には、人間の仕事の一部をロボットが請け負うことになるといいます。が、まさかスマートフォンにまで人の仕事を持っていかれるとは思いませんでしたな。スウェーデンのとあるコンビニ、従業員はたったの1人。1人で24時間営業できるその理由は、お客さんの手の中にはスマートフォンがあるから…。

スウェーデンはVikenの町にある小さなコンビでは、すべてにスマートフォンを利用します。お店のドアを開けるのも、バーコードをスキャンするのも、支払いするのもスマートフォンで。通常時のコンビニは完全無人です。コンビニのオーナーでありITスペシャリストのRobert Ilijasonさん自らが開発した専用アプリを利用客が使うことで、この無人コンビには成り立っています。

お店を経営するのに完全無人とは行きません。Ilijasonさんの無人コンビニも、従業員が1人います、オーナーであるIlijasonさん自身ですけどね。在庫の管理などはIlijasonさんが担当。そういう絶対人でなければならない仕事をこなせば、あとはスマートフォンにお任せします。1番の懸念点となる万引きも、45平方メートルの店内に6台の防犯カメラを設置して対応。また、8秒以上ドアが開きっぱなしの場合や、無理にこじ開けられそうな場合にも、お店のすぐ近くに住むIlijasonさんにメールでアラートが届くシステムとなっています。

Ilijasonさんは、チェーン店や大型ストアにおされてきた小さな小売店こそ、モバイル決済を利用することで復活できるチャンスがあると考えます。彼はこのほぼ無人コンビニをモデル店舗として、国中へ普及させていきたいのだとか。

Ilijasonさんのコンビニの存在は、スウェーデンの急激なモバイル決済の伸びを象徴するようです。スウェーデンで利用されるモバイル決済サービスWyWalletの2014年のユーザー数は120万人、これはスウェーデンのスマホユーザーの20%に当たります。5人に1人はモバイル決済、これはかなりの普及率と言えるでしょう。

人と接する機会が減ってしまいますが、それがいいと言う人もいるわけで。今のところ、評判は上々ということです。


image by racorn / Shutterstock
source: AP

Darren Orf - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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