見える物全てがプレイ可能キャラ。PS4用インディーゲーム「Everything」

2016.03.11 17:00
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アート系ゲームに、新たな期待の星!

デヴィッド・オライリー氏は、アメリカで活動しているアイルランド人の映像作家です。カワイイけどエログロだったり、狂気に満ちているのにどこか暖かみがあったり、非常に独特な世界観の3Dアニメーション映像を得意としており、自主制作の映像も有名ですが、スパイク・ジョーンズ監督の「her/世界でひとつの彼女」では主人公が遊ぶTVゲームの映像を制作したことでも知られています。そんな彼がつい先日、PS4用のインディーゲームを発表したのですが、どうも彼らしく、一筋縄ではいかない内容みたいですよ!

実は、彼にとって「Everything」は第一作目のゲームではありません。2014年には「Mountain」というゲームを公開しており、Mac、PC、iOS、Androidなど殆どのプラットフォームで体験できます。こちらは、山に起こる事象をひたすら眺め続けるだけというシュールなもので、季節が変わり、雪が積もったりする中、卵や飛行機、クワ、ショートケーキなどあらゆるものが山に刺さっていくのをただただ眺める事しかできません。カメラは回転できるし、鍵盤を叩いて音を出したりできるのですが、これらに意味があるのかどうかもはっきりせず、時おり流れる謎のコメントも、ただのランダムなのか山の状況に合わせているのか分からない、絶妙なところを突いています。ゲームというよりは、インタラクティブアートと言った方が正しいのかもしれません。とにかく、インディー系のゲーム開発者やアート系のゲームを求めている人たちの間ではかなり話題になりました。



そして数日前、プレイステーションの米公式ブログにてオライリー氏は新作「Everything」を発表しました。ゲームそのものに関して、オライリー氏は細かく語っていません。しかし最も重要なキーワードは、「目に見える物、すべてになれる」ということ。

「Everythingにおいては、存在する物全てがプレイ可能なキャラクターです。ゲーム内に見える物なら、どんなものにでもなる事ができます。このゲームは、ゲーム世界に存在する幾千もの物体それぞれの視点から世界を眺める事ができるようになっています。つまり、プレイヤーと世界の間に境界線が無く、またステージとキャラクターの間にも境界線が存在しません。物体によって、世界との関わり方が大きく変わってきます。」


また、オライリー氏は「馬、ペーパークリップ、太陽になりたい人にピッタリのゲームだ」と語っています。その言葉からも、自分がなれるキャラクターの範囲は相当広い事が分かりますが、トレーラーを観るとそのスケールは細菌レベルから銀河系レベルまであることを示唆しています。そういう意味では、「塊魂」を少し連想しますね。発売日に関してオライリー氏はまだ明確にしていませんが、できる限り早く遊んでみたいですね!


source: Playstation Blog via The Verge

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