アメリカでは低所得層にブロードバンド接続のための補助金を支給へ(しかし1,000円ちょっと)

アメリカでは低所得層にブロードバンド接続のための補助金を支給へ(しかし1,000円ちょっと) 1

ネットも生活基盤の一部なわけです。

ブロードバンド回線(下り 25 Mbps/上り 3 Mbps)にアクセスできていない人口はアメリカに5500万人存在します。これは実に全人口の17%に相当し、この多くが低所得者層であることが分かっています。

職探しから教育機会まであらゆるものがオンライン化しつつある現在、これは非常に大きな格差問題になっているんですね。New York Timesは次のようにレポートしています

年収が2万5000ドル以下の人々のうち、たった40%ほどの人しかブロードバンドを持っていません。その一方で年収が15万ドル以上の収入を持つ家庭の95%が自宅に高速インターネットを持っていると連邦通信委員会は伝えています。

そんな中、所得格差によって生まれる情報格差を是正しようと、アメリカ連邦通信委員会は低所得者層に向けたブロードバンド接続のための補助金を承認したそうです。対象となる家庭には1カ月で9.25ドルの補助金が支給されます。

この補助金制度、「ライフライン」と呼ばれるプログラムの一部となります。もともとは低所得者層が電話サービスに加入するのを補助するために始まったこのプログラム、時代が進むにつれて携帯電話も対象に含まれ、そしてここにきてブロードバンドも含まれることになったわけですね。

インターネットなんてぜいたく品だったのも昔の話、今では生活必需品と言っても間違い無いありません。補助金は大きな前進ではあるものの、1,000円程度では補助金だけでブロードバンドに接続するのは難しいように思いますね...。

image by Mark Van Scyoc / Shutterstock.com

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)