野生のトラ、ここ100年ではじめて個体数が増加

野生のトラ、ここ100年ではじめて個体数が増加 1

久々に、ちょっと嬉しくなるニュース。

主に毛皮目的の密猟や、住処となる森林の伐採などにより、観測以来減少の一途を辿っていた野生のトラ。しかし、WWF(世界自然保護基金)は先日、その個体数がおよそ100年ぶりに増加に転じたと発表しました。

WWFで野生動物の保護を担当するGinette Hemleyさんいわく、「2010年に行なわれたワールド・タイガー・サミットでは、2022年までに野生のトラの個体数を倍にする目標を立てましたが、その実現に向け、一歩を踏み出した形となりました」とのこと。特にロシア、インド、ネパール、そしてブータンといった国で増加が確認されるそうです。

とはいえ、野生のトラがいまだ絶滅危惧種であることに変わりはありません。最新のレポートによると、中国で7頭、ベトナムで5頭、ラオスでは2頭というわずかな数。

そして、2007年に最後の1頭が確認されてから、新しい個体が発見されていないカンボジアでは、ついに実質的な絶滅が宣言されました。

直接的な貢献は難しくても、自分たちに何ができるのかは常に考えていたい問題ですね。

image by dangdumrong / Shuttershock

source: Scientific AmericanNational GeographicThe Guardian

Andrew Liptak - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)