本当にわかりやすいカロリー表示アイコン、始まる!

本当にわかりやすいカロリー表示アイコン、始まる!  1

怖くて食べられなくなる?

食品のカロリー表示って、いつもチェックしてますか? なんだか数字を見てもよくはわからないので、消費期限とか製造年月日ほどには気にしていないなんて人もいるようです。とりあえず「低カロリー」とか「カロリーハーフ」みたいな表示があるものを選んでいたら、健康に良いのかなってくらいの軽い受け止め方も主流だったりして~。

ところが、いまイギリスでは、新たな食品のカロリー表示が始まってきていますよ。新表示方式はアクティビティアイコンのデザインになっており、その食品を食べたり飲んだりすると、摂取したカロリーをすべて消費するためには、どれほどの運動量が必要かが一目瞭然! ミディアムサイズのモカコーヒーを飲んだら300kcalと表示する代わりに、50分間歩くか、30分間走るか、カロリー消費にはどちらかの運動が必須と表示されるようになるというわけですね。

人々を脅す目的で、こうした表示が導入されるのではありません。食べたり飲んだりした食品を着実に消費し、体重を増やさないようにするためには、どれほどの運動が必要かを非常に明確に示すための表示なのです。運動が不足しがちな生活に合わせた食事とはどのようなものかを考え直す機会ともなるでしょう。

新たな表示ラベルを提唱しているイギリスの公衆衛生王立協会(Royal Society for Public Health)のShirley Cramer代表は、このように語っていますよ。いま英国内では、肥満体の人が増加の一途をたどっており、健康的なライフスタイルの啓蒙キャンペーンの一環としても、この新しいカロリー表示方式が威力を発揮することが期待されているんだとか。チョコレートバーを1本食べたら229kcalと書かれているだけではピンとこなくても、これ1本を食べると42分歩き続けなければカロリーを消費しきれませんと表示されるほうがインパクトもありそうですよね…。

なお、あくまでも現段階では新表示方式に法的な拘束力はなく、食品メーカーが自主的に採用する流れになっていくことが望まれています。すでに複数の企業がアクティビティアイコンによるカロリー表示を導入したとも伝えられており、さらなる今後の普及も予想されているみたいですよ。何分間の歩行やランニングに相当するカロリーといわれても、きっと個人差があるんでしょうけど、こんなわかりやすい表示なら、いずれ日本国内でも広がっていってほしいものですね。

source: Royal Society for Public Health via BBC

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)