夢叶う。正確に、他のピースを崩さずに配置してくれる「カタンの開拓者たち」専用ロボット・アーム

「あっごめんっ! この家どこにあったっけ?」が無くなる。

カタンの開拓者たち」で遊んだことありますか? 無人島を友人たちと一緒に開拓していき一番繁栄させたプレイヤーが勝つというドイツ生まれのボードゲームです。サイコロを振り、出た数字に対応した土地から羊毛や木材、鉄といった資源をプレイヤーは手に入れます。その資源を使って家や道路を作って無人島を「開拓」していくというもの。

細かいピースをボード上に広げていくのですが、他のボードゲーム同様、うっかり他のピースを倒してしまったり、手が当たって移動させてしまったりすることがよくあるんです。

カタンが発売された1995年であれば、文句を言いながら毎回並べ直していたわけです。しかし今は2016年。ロボットに出来ないことなんて(ほぼ)無いわけです。

ということでプログラミングされたのがKUKA Robot Groupによるこちらのロボットアーム。ガラス板の貼られたカタン・ボードの上に正確にロボットがピースを並べてくれます

動画を見ていただくと分かりますが、もちろんこれはカタン・マニアのための実用プロダクトではないんですね。OTHレーゲンスブルク大学の生徒であるMarkus Webertさんが課題として取り組まれたプロジェクト。しかし産業ロボットのメーカーであるKUKA製品の宣伝にもなっています。だって見てくださいよこの真剣さ。

夢叶う。正確に、他のピースを崩さずに配置してくれる「カタンの開拓者たち」専用ロボット・アーム 1

これがカタン・マニアがもっと正確にプレイするためだけに取り組んだプロジェクトだったら面白かったんですが...しかしMarkusさんも子どもの時からのカタン・ファンのようです。ロボットは並べるだけでなくて人間と対戦もできるようですよ。なかなかの腕前とのこと。

でもこういうボードゲームの煩わしさを楽しめない人には、そもそもボードゲームって向いてないような気がしますね。楽なプレイを追求するとビデオゲームでいいじゃん、となっちゃうわけで…。

そうすると究極のボードゲームはVRの世界でボードを使ってするのかもしれません。その際はうっかりボードを揺らしてしまってピースが崩れちゃうリアルさも再現して欲しいですね。

source: KUKA via IEEE Spectrum

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)