DARPAの新しい車輌コンセプトビデオが90年代ゲームみたい

CGの完成度にはあまり興味がないようで...

常に新しい軍事テクノロジーを開発しているDARPA(国防高等研究計画局)、この度発表された最新のテクノロジーは戦闘車輌のコンセプト。

戦闘車輌というと戦車のような重厚なものを想像しますが、GXV-T(地上車輌Xテクノロジー)と名付けられたこちらのコンセプトは方向性が180度違っています。ポイントはスピード機動性のようですよ。プログラム・マネージャーであるChristopher Orlowskiは次のように言っています。

DARPAのGXV-T担当者たちは、過去100年間に渡って地上装甲車輌のデザインを制限してきた「装甲が多ければ多いほど良い防御である」という考えを打ち破る助けとなっています。彼らは21世紀、そしてそれ以降の時代の革新的かつ攻撃性の高い車輌に向けての道を築きつつあります。

こちらがDARPAによるコンセプト・ビデオ。軽量で簡単に輸送が可能であり、高いサスペンション性とまったく新しいタイヤ走行の仕組みによって陸上の95パーセントの地形を走行できるなど、確かにこれからの戦術を大きく変えられそうです。

うーん、しかしですね。やっぱり気になるのはそのCGの雑さ

プレステやりたくなりましたよ…レッドXIIIとクラウド、いつ出てくるのかな?ってちょっと探しちゃうモデリングですよね。FF7のエンディングじゃないんだから…。

まぁ必要最低限で良いということなんでしょうね。

このプロジェクト、8つの団体にそれぞれ異なる要素の研究を委託しているようです。カーネギーメロン大学、Honeywell、Leidos、Pratt & Miller, QinetiQ Inc.、Raytheon BBN、Southwest Research Institute、そしてSRI Internationalが名を連ねています。

しかし明らかでないのはこの車輌が無人走行なのかという点。公式発表では「半自動の運転アシスタンスと乗組員によって行われる主要な機能の自動化」という言葉が出てくる程度でそれ以外は何も情報がありません。軽量で、速いのは素晴らしいですが、装甲が少なくなっているという点からも自動運転が理想的な気がしますが...どうなるのでしょうか。

もしもこれが実用化されたとしたら30年前の無人戦闘車輌の試みがようやく実現することになります。こちらの画像を見てもらうだけで、いかに大きな進歩か分かるかと思います。

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米Gizmodoでは、「いつ最初の試作機が見られるのか」と質問を送ったとのことです。

source: DARPA

Matt Novak - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)