ネット最大のクラシック映画館になりそうなFilmStruck、今秋オープン

ネット最大のクラシック映画館になりそうなFilmStruck、今秋オープン 1

いつか見ようと思ってた名作が全集結、米国発。

米国の映画専門チャンネルTCMとビデオ配給会社Criterionがコラボレーションし、映画好きのためのストリーミングサービス「Filmstruck」を今年の秋に立ち上げることが発表されました。これによって、オンラインでは最大規模のクラシック映画ライブラリが構築されることになりそうです。

Criterionとその親会社のJanus Filmsは、映画史上重要な作品の米国での権利を数多く保持しています。たとえば「市民ケーン」とか「東京物語」みたいな、映画誌「サイト&サウンド」による全時代のベストフィルム50(50 Greatest Films of All Time)もそこにすっぽり入ってます。他にも高価なBlu-Rayでしか買えないような名作をこれでもかと保有しています。

一方、Time Warnerの子会社であるTCMも負けちゃいません。彼らは1986年以前の映画に関して最大のライブラリのひとつを保持しています。そこには、MGM作品全バックカタログの権利に加えて、RKOの全作品)フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャース映画に、サイモン・テンプラーのシリーズも)、United Artistsの作品(「独裁者」とか)、Warner Brothersの1950年代以前の全作品、が含まれます。

またFilmStruckに作品を提供するのはTCMとCriterionだけでなく、Flicker AlleyやIcarus、Kino、Milestone、Zeitgeistといった配給会社も参加することがわかっています。彼らはたとえばこんなニッチな映画サイレント映画の権利を保持する独立系の大手DVD配給会社です。

というわけでBloombergによれば、FilmStruckではクラシック映画だけでなく、「アートハウス、インディーズ、米国外、カルト系」の映画が観られるようになりそうです。またTCMの作品は毎月500作品入れ替わり、Criterionの作品は別料金ですべて観られるという価格体系のようですが、実際いくらなのかは未定とのこと。

ただFilmStruckの開始に伴って、Huluユーザーには残念なお知らせがあります。現在CriterionがHuluで提供している500本以上のクラシック映画は今年11月より後はHuluで見られなくなるそうです。

しかし、日本のHuluに問い合わせたところ、「日本では観られなくなることはない」とのことでした。日本のHuluユーザーは、ひとまず安心ですね。

まずは米国でのスタートとなりそうなFilmStruck、権利関係がややこしそうですが、日本でもこんなサービスが実現するといいですね。

Alex Cranz - Gizmodo US[原文

(miho)