Getty Images、Googleの画像検索がクリエイターの権利を侵害していると申し立て

Getty Images、Googleの画像検索がクリエイターの権利を侵害していると申し立て 1

いつもお世話になってます。

高クオリティの写真や動画を配信するフォトストックサービス、Getty Images。彼らはEU公正取引委員会に対し、Google画像検索エンジン著作権侵害を助長していると苦情を申し立てたとのことです。

Time誌によると、今回Gettyが主張しているのは2つ。1つは、Googleの画像検索がGettyのようなフォトサービスの利用を阻害していること。要するに、わざわざGettyに行かなくても、Google検索で済ませてしまうユーザーがほとんどだということですね。

もう1つは、ユーザーが無意識のうちに著作権を侵害するのを、Googleが助長しているという点。GettyはGoogle画像検索から簡単にダウンロードができる点も指摘し「今のプレゼンテーション資料は、Googleからダウンロードされた画像だらけです。人々は、まるで無料で使えるクリップアートだと思っているのではないでしょうか」と発言しています。

たしかに、Googleの画像検索にはロイヤリティフリーのみを指定する機能も備わっています。しかし、実際にはこの機能を使いこなしていない、または存在すら知らない人がほとんどでしょう。Gettyは、カメラマンなどの権利者がより恩恵を受ける仕組みを作るべきだと主張しています。実は3年ほど前から同種の苦情を申し立てていたGettyですが、Googleは何も対策をしてこなかったとのこと。

Google検索がある意味「便利すぎる」ことが原因ともいえる今回の騒動。しかしGettyが主張するように、クリエイターの権利は守られてしかるべきものです。非常に難しい問題ですが、権利者とユーザーがうまく共存できる方法を模索したいですね。

image by ahmeddin on Flickr

source: TIME

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)