手榴弾を食らうなら、地上か水中どっちが危険?

さぁ地上か水中か。どっちが死に近い?

身近なものでサイエンスをわかりやすく説明してくれるYouTubeサイエンティストのMark Roberさんと、裏庭でドロドロに溶けた銅をかけたらどうなるシリーズのBackyardScientistがチームとなって手榴弾を食らうなら、地上と水中どっちが死に近いかを実験してくれました。まず、実験の前に手榴弾ってのはどんな仕組みなのかを先に勉強しましょう。

手榴弾を食らうなら、地上か水中どっちが危険? 1

手榴弾の外側の金属は、亀の甲羅みたいにボコボコしてますよね。爆発する時にへこんだ溝の部分が先に砕けるようになっています。そうすることで、不規則な形の弾丸が全方向に飛ぶ仕組みです。40個に別れた金属の塊が飛んでくるんですから、まぁ怖いですよね。

地上で手榴弾が爆発した場合は、数秒でできるだけ遠くへ離れて爆発の方向に足を向けて地面に伏せてください。4.5メートルまで離れて地面に伏せられれば、金属の破片に当たる確率を1%以下にできます

水の中で手榴弾が爆発した場合は、水中では牽引力が空気中よりも高いため、金属の破片もハイパワー弾丸だってあまり遠くへは移動できないので、水中では破片に当たることはほとんどないと言えます。

でもまだ安心できませんよ。手榴弾は爆発によって非常に強い圧力波を生み出します。空気は水よりも圧縮できるので、地上では爆発で起こった圧力波を散らすことができます。でも水中では、まっすぐ水の中を通ってあなたにフルの圧力でぶつかってきます。そしてその圧力は肺や内臓の中の空気を思いっきり押しつぶしてきます。そう、破片に当たらなかったとしても、水中では爆発の圧力波で4.5メートル離れたくらいじゃ100%の確率で死が待っています

とは言っても、まず手榴弾で攻撃されることって日常ではないですし、ましてや水中で手榴弾を食らうってことはハードコアな生活を送っていてもありそうにないですけど、映画の世界ではよーくありますからね、万が一です。

Bryan Menegus - Gizmodo SPLOID[原文

(リョウコ)