地下鉄をめぐって庶民アピール合戦をする大統領候補たち。どちらも微妙に失敗...

地下鉄をめぐって庶民アピール合戦をする大統領候補たち。どちらも微妙に失敗... 1

地下鉄に乗らないと庶民の気持ちは分からない?

アメリカの大統領予備選挙、トランプ候補のおかげで日本も巻き込んでますます話題になってますね。

それぞれの候補者が政策や経験などをアピールしてきましたが、中でもたびたび議論になるのが「どれだけ庶民の気持ちが分かっているか」です。政治家の多くは裕福な家庭の出自であることが多く、ヒラリー・クリントンをはじめ本人が裕福であることを批判される事が非常に多いんですね。

予備選挙が近づいているニューヨーク州ですが、ニューヨークにとって庶民の日常とは何か?と聞かれるとやはり地下鉄と答える人がほとんどではないでしょうか。

ブルックリン生まれバーモント育ちであるバーニー・サンダース候補は先週New York Daily Newsのインタビューを受けましたが、そこでの返答がちょっと話題になっています。

デイリーニュース:最後に地下鉄に乗ったのはいつでしたか? 地下鉄でキャンペーンはしますか?

サンダース:実は地下鉄に乗ったんです、1年前ぐらいかな? でも地下鉄の乗り方は知ってますよ。一度か二度、乗ったことがあるので。

デイリーニュース:本当ですか? 本当に? 今地下鉄に乗るとしたらどうやって乗るんですか?

サンダース:「どうやって乗る」ってどういうことですか?

デイリーニュース:地下鉄にどうやって乗るんですか?

サンダース:トークン(地下鉄用のコイン)を買って、乗るんですよ。

デイリーニュース:間違いです。

サンダース:改札口をジャンプして飛び越えるんですよ。

デイリーニュース:飛び越えるのは私達のカメラマンがそこにいる時にしてくださいね。

ユーモアで切り返したサンダース氏ですが、地下鉄でのトークンの使用は2003年に廃止されています。近年地下鉄を乗っていないことがバレちゃいました。

もちろん公共交通機関に関心が無いというわけではありません。サンダース氏はなんと1兆ドルかけてアメリカの交通インフラを改革するプランを掲げています。1兆ドルですよ。対抗するヒラリー氏の交通インフラ・プランは2750億ドルです。

サンダース氏がこのインタビューでニューヨーカーを失望させたタイミングで、クリントン氏が地下鉄に乗り込む映像が公開されました。地下鉄乗ってるのは良いんですが、どうも乗り慣れてはいないようで...

ニューヨークに旅行に来た人はご存知のように、このメトロカード、慣れるまではちょっと使いづらいんですよね。カードリーダーを通す絶妙な速さが大事で、遅すぎても早すぎても上手く認識してくれないんです。ヒラリー氏も、もうちょっと練習が必要そうですね。

image: Joseph Sohm / Shutterstock.com

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)