マーク・ザッカーバーグ氏、F8でドナルド・トランプ氏の政策を批判

マーク・ザッカーバーグ氏、F8でドナルド・トランプ氏の政策を批判 1

異例の熱弁。

毎年恒例、フェイスブックの開発者向けカンファレンス「F8」。今年も、現地時間12日にサンフランシスコで開幕しました。

その冒頭の挨拶にて、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、およそ5分もの時間を使い、現在大統領選まっただ中のドナルド・トランプ氏の政策を批判しました。

マーク・ザッカーバーグ氏は、トランプ氏の名前こそ出さなかったものの、彼が公言している政策、たとえばアメリカとメキシコの間に壁を作る案について、以下のように語りました。

世界を1つに、グローバルコミュニティを形成しようという理想と反し、現在の世界は、人々がより保守的に、排他的になっているように見えます。国の間に大きな壁を築き、人と距離を置き、自分以外に「他人」というレッテルを貼るという、恐ろしいアイデアを耳にしました。それは自由への妨害以外の何物でもありません。移民を排除し、貿易活動を減退させ、インターネットアクセスだってままならなくなるかもしれません。

さらには、アメリカの有権者を見据えたような、以下のような発言もしています。

恐怖を乗り越えるには勇気がいるかもしれません。誰かがあなたを単純だ、楽観的すぎると批判するかもしれません。しかし、それは決して思慮が浅いということではない。我々が前へ進むために必要な、希望に満ちた決意なのです。

同氏が政治問題について口を開くのは、今回がはじめてではありません。去年9月には国連総会に登場し、難民キャンプに住む人々を含むすべての人にインターネット環境を提供する重要性について語りました。

彼はフェイスブック、それにインターネットを通じて、世界中の人々が繋がり、争いのない世界を目指しているのかもしれません。少なくとも、トランプ支持者ではないことは確かなようです。

Michael Nunez - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)