こんな感じに「箱」のなかで暮らすのもわるくないかもなぁ

こんな感じに「箱」のなかで暮らすのもわるくないかもなぁ 1

この家まるで、方丈記です。

ご覧いただいているのは、最近サンフランシスコに引っ越してきたばかりだという、Peter Berkowitzさん(25)のお住まいです。職業イラストレーター。月400ドル(約4万5000円)でとあるおうちのリビングルームに、このボックス型住居を構えて暮らしています。

そんなPeterさんの住むサンフランシスコといえば、アメリカのなかでも住居不足が深刻な地域。1ベッドルームつきアパートメントの家賃相場は、月に3,670ドル(約41万円)。さらにたとえシェアハウス内の1ベッドルームであっても、少なくともちゃんとしたところに住むなら1,500ドル(約17万円)程。それでもたとえばシェアハウスだと入居前にパーティによばれて、どんな人かチェックされるなんていうケースもあったりして、サンフランシスコでの部屋探しは簡単に済まないみたいです。

一方で、Peterさんの暮らしぶり。なんと自前で作ったというこのボックス型の住まいは、ちいさなと、ちいさな灯りつきで総工費1,300ドル(約14万円)

部屋の大きさは、8フィート(243.84cm)×3.5フィート(106.68cm)×4.5フィート(137.16cm)。それでも日本の国民的な青い猫型ロボットの寝室と比べると大きいです。 MacBookも置けるちいさなだって取り付けてありますからね。

アメリカの住宅事情は複雑化してきていて、ニューヨークや海岸沿いの家賃高騰からアメリカ経済への負担まで問題視されている昨今。解決策はあるはずだといわれるなか、今回のようなPeterさんのライフスタイルだってそのひとつとしてなきにしもあらず。

日本でも、マイホームを買いたがる人が減ってきていたり、シェアハウスをする若い人の数も増えてきたり...昔と比べて大きく住宅事情が変わりつつあるなかで、特に最近ではミニマルな暮らし方に関する本も多く見かけますよね。そう考えると今回のようなボックス型住居も、なんだか時代を先取っている気がしてなりません...!

Image: Peter Berkowitz

Adam Clark Estes - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)