ガラスみたいに光を通す木材、ソーラーパネルにも

ガラスみたいに光を通す木材、ソーラーパネルにも 1

窓まで木造の家が可能。

木という素材は、安くて再生可能、いろんな用途に使えるという意味で非常に優れています。ただ普通の木は光を通さないので、ガラスの窓を付けたり、外から光が入らない場所には照明を付けたりするのが普通です。

でもスウェーデン王立工科大学の研究チームが、透明の木材を作ってしまいました。それは窓としても、「ガラス張り」みたいな素敵な建物の建材としても、さらにはソーラーパネルとしても使えるんです。研究チームによると、この透明木材で家を建てれば自然光を多く取り入れられて省エネになります。この研究については、American Chemical Societyに掲載されています。

この素材を作る過程は、まず木を茶色くしている物質(リグニン)を取り除くことから始まります。「普通の木材との違いは、リグニンを取り除き、強度を高めて透明にするためのポリマーを加えていることです」と研究のリーダーであるLars Berglund氏が、米Gizmodoに説明してくれました。「この素材を重ねて合板にして、もっと大きな構造物、たとえば耐荷重パネルや梁を作るのも可能」で、さらに大量生産も可能だそうです。

木を使った新たな素材といえば、最近ウィスコンシン大学では木製マイクロチップが開発されていました。何千年も使われてきた木という素材にも、まだまだ未来の可能性がたくさんありそうです。

source: American Chemical SocietyKTH via ScienceDaily

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文

(miho)