バレリーナがくるくる回り続けられるのはナゼ?

ちなみに、人間の身体能力物理学を分けて考える必要があります。

おなじ人間であっても努力なしではとても真似できない、あの回転技。バレリーナたちが、くるくると華麗に回り続けられるのはナゼなのでしょうか。回転技に秘められた科学を紐解いてみましょう。

まず重要な条件は、回転軸となる片方の足をまっすぐに保つこと。股関節から足首だけでなく、踵から爪先まで...練習を重ねたバレエダンサーのみができる、あのぴーんとした爪先立ちは、重心としての役割を持ち、回り続けるうえで不可欠な条件になります。

続いてポイントとなるのが、手足の動き。ひとたび回転をはじめたら、延長させる動きをしないと止まってしまいます。そこで時折、片方の足で空を蹴りながら、合わせてを伸ばす動きが必要となります。回転している体を中心軸として考えるとき、ほぼノンストップで手足を曲がったり伸びたりさせることで、回転速度をキープできるのです。また別の選択肢として、一回転を終える瞬間は腕をぐっと体の近くに持ってくることで、空気抵抗を抑える効果も狙えます。

こうした条件さえ揃えば、物理学的な視点でいえば永遠に回り続けることが可能なのだとか。ところが、こうした条件を揃えてもなお、誰にでもできるわけではないのが回転技。バレエダンサーの多くが、厳しく体型の維持管理に努めていることも忘れてはならないし、なにより人間の能力を考慮すると、そんなに回り続けていると疲労感嘔吐感にやられてしまいます。

Bryan Menegus - Sploid Gizmodo US[原文

(Rina Fukazu)