アメリカ政府機関が1億5000万円使って作成したアプリ、実は10分で作れた

まさに「桁違い」の無駄遣いなの?

アメリカの空港でセキュリティチェックの列に並ぶ時に、TSA(アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁)の人がiPadを持って列を誘導しています。そのiPadには、「TSA Randomizer」という、矢印が右左ランダムに表示される簡単な仕組みのアプリが入っています。プログラミングができる人ならこのアプリは、簡単なコードで作れちゃうってわかると思いますが、アメリカのTSAはなんとこれを作るのに1億5000万円も支払ったとのこと。

こちらの動画は、そのアプリが実際に空港で使われている様子です。

アンドロイド開発者のChris Paciaさんは、この「TSA Randomizer」を自分でも作ってみようと挑戦。すると、たった10分でできちゃったそうです。Paciaさんがアプリの開発を依頼されるときは時給1万円くらいだそうです。なので、TSAはまさかの1億4999万円くらい多く払っちゃったことになります。ひゃー。

ブロガーのKevin Burkeさんは、このアプリの製作コスト1億5000万円の項目明細がないと、アメリカ連邦政府情報公開法(FOIA)に基づいてTSA Randomizerの情報公開を求めたとブログで書いています。TSAによると、アプリの製作自体にかかったコストは500万円ほどですが全体では1億5000万円だったとのこと。また、他のサイトではハードウェアの購入かトレーニングなどに使われたのかも? とも書かれていますが、あくまで憶測。1億4500万円は何に使われたのかはいまだ不明です。とにかく、こんな単純な動きをするアプリがとんでもなく高いのは不思議ですね。

source: Chris Pacia

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文

(リョウコ)