「リークではない、ハックだ」パナマ文書で流出元責任者がコメント

「リークではない、ハックだ」パナマ文書で流出元責任者がコメント 1

漏れたんじゃなく、盗まれた。

史上最大のリーク」と呼ばれる、パナマ文書。世界中の大富豪が、タックスヘイブン隠し資産を所有していたのではないかというニュースは、今世界を駆け巡っています。

そしてここで、流出元となったパナマのMossack Fonseca法律事務所の創業者の1人、Ramon Fonseca氏からコメントが出ました。

これは内部からのリーク(漏洩)ではない。外部からのハック(盗難)である。我々はすでに司法長官にしかるべき対応を依頼しており、本件に関して、間もなく政府の調査が入るだろう

データ容量2.6TB、ファイル数1150万件という、2010年のウィキリークスによるアメリカ外交公電流出事件や、2013年のエドワード・スノーデン氏が告発したアメリカ国家安全保障局(NSA)の問題をはるかに上回る今回の事件。影響は予想以上に大きかったようです。

リーマンショックの影響で国がデフォルトしたにも関わらず、自身は多額の資産を保有していることが判明したアイスランドグンロイグソン首相は、国民からの強い抗議を受け、先日辞任を表明しました。

さらには、イギリスキャメロン首相この問題について口を閉ざしていること、ロシアプーチン大統領が、オフショア投資家と20億ドル(約2200億円)の取引があったこと、FIFA倫理委員会のメンバーが、予想されていた以上に汚職にまみれていた実態などが現時点で判明しています。

しかしながら、Ramon Fonseca氏は「オフショアに資産を保有することは違法ではない。今回の件で唯一わかっている「犯罪」は「ハッキング」のみだ」とロイターに語っています。

まだまだ長引きそうなこちらの話題。世界を震撼させるような情報がまだ眠っているのでしょうか…。

source: ReutersThe Gurdian

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)