USBが落ちていたら、こっそり拾う? 中も見ちゃう?

USBが落ちていたら、こっそり拾う? 中も見ちゃう? 1

ふと足下を見ると、見慣れないUSBがあって、何かしらとコンピュータに繋いでみる...。

いえいえそんな情弱なことはしませんという人も、セキュリティ上ダメ、ゼッタイ。という人も...。これが結構やっちゃうみたいですよ。

実験が行なわれたのは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校。297個のUSBを、教室や駐車場、カフェなど校舎内に撒き散らすという実験が行なわれました。USBの中身は、ノート写真など、かなりプライベートなドキュメントに見せかけたHTMLファイルの数々。

ネットに接続されたコンピュータでそのままファイルを開くと、画面上では実験のネタバレが明かされ、そのままアンケート調査への回答を求められることになります。アカデミックな研究でもあり、且つドッキリのようなこの実験。さぁ一体どんな結果になったでしょう...?

拾われたUSBの数は、全体の45%。そのうち半数未満はアンケート回答に協力し、「勝手に拾って中身まで見てごめんなさい」「ちょうどUSBが欲しかったんです」なんていう素直な言い訳とともに謝罪の言葉も添えてあったのだとか。またアンケート項目のなかでファイルの中身を見たことについて「USBの持ち主と繋がってみたかった」と選択する人の数も多かったのだそう。

今回の調査については、カリフォルニアで5月下旬に開催予定のIEEEによるセキュリティプライバシーに関わるシンポジウムで発表されることになっているそうです。

...あれ、でもそんなに今回の実験を堂々と公にしたら、同校の学生や職員のリテラシーとかモラルについてわるいひとたちに笑い者にされないかしら? 研究者たちいわく、今回の実験に協力してくれた大学関係者たちは「情報弱者であるわけではない」とのこと。「ただ、同じ大学に通う同輩への敬意よりも、好奇心からくるリスクを選んだごく普通の人間たちなんだ。」とコメントを残しています。

たしかに、USBの落ちていた場所が大学の敷地内というのもきっと今回の調査結果に影響する大きな要因ですね。ちなみに、自分のコンピュータを使わずに、図書室のコンピュータで接続すればまぁ...なんて今こっそり考えた人、それ、今回の実験でもちゃーんと実際にやった人いたそうです。やっぱり、他人のUSBって気になるものなのでしょうか...?

image by Tasha Chawner

source: University of Illinois Urbana-Champaign via Science Alert

Jamie Condliffe - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)