フェイスブックは、選挙に影響を与える場になるつもりはない

フェイスブックは、選挙に影響を与える場になるつもりはない 1

SNSはSNS、政治は政治。

先日行なわれたフェイスブックの開発者カンファレンス「F8」にて、ザッカーバーグCEOが強烈にトランプ候補を批判しました。フェイスブック社員の中には「トランプ氏が当選しないよう、フェイスブックはどう動くべきか」なんてザッカーバーグ氏に尋ねた者もいたようで。が、フェイスブックが公に出した答えは、予想の逆。誰が誰に投票するのか、それに影響を与えるプラットフォームを目指すべきでないというものでした。

米Gizmodoは、ザッカーバーグ氏の政治がらみの発言についてフェイスブックにコメントを求めました。が、それに対する答えは、どうやらネタ元のThe HillやBusiness Insiderを通じて明らかになりました。曰く、選挙への参加を促すためのサポートは重要であり、候補者、団体、有権者がフェイスブックを使って政策や思想のシェアやディスカッションを行なうのは大いに歓迎するが、フェイスブック自体が投票に影響を及ぼすような行動をとるつもりはないということ。つまり、ユーザーがフェイスブック上で政治活動するのはどうぞ、しかし運営側が政治的意見をこの場で発することはないですから、と。中立です、と。選挙に行こう!という呼びかけはOKです。

フェイスブックは、過去に社会問題に対して意見することがときにありました。例えば、アメリカで同性愛婚が合法化されたときには、公式でプロフィール写真をレインボー化する機能が登場しました。これは、フェイスブックは同性愛婚を歓迎しているということになります。世界には、さまざまな思想から反対する人もいるでしょうから、これはフェイスブックとしてはある一方の意見を主張したと言えます。しかし、今回の大統領選に対しては、特定の党や人を思わせる機能は実装せず、ニュートラルな状態がフェイスブックのあるべき姿だと発表したわけですね。ま、ザッカーバーグ氏個人の意見は別ですから。

一方で、フェイスブックにスルーされている米Gizmodoの取材では、「トランプ氏当選を阻止するにはどうすべきか」と質問した社員に、ザッカーバーグ氏は返答したのか、何と返答したのかという質問がありました。フェイスブックの立ち位置はわかりましたが、ザッカーバーグ氏自身は、その質問になんて答えたのでしょうね

image by Frederic Legrand - COMEO / Shutterstock.com

source: The Hill, Business Insider

Michael Nunez - Gizmodo US[原文

(そうこ)