パリの街がもっと歩行者フレンドリーになるらしい

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時代は、ますます「自動車」から「歩行者」優先へ。

パリの街並みがちょっぴり変わるみたいですよ。観光客に人気のパンテオン周辺のストリートを含む合計7地点で、少なくとも50%のスペースを自動車でなく歩行者のために拡大することを市が宣言したようです。

しかも、そのなかには歩道自転車レーンの拡大、美観目的での木樹の増加、カフェのテーブルやチェアを増やすことまで含まれているのだとか。

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Place du Panthéon - パンテオン周辺

前例として、2013年にレピュブリック広場が同様の試みが実施された際には、パリジャンたちに大好評。今回の道路改装工事にも期待が高まっています。

ただ、こうした歩行者優先の街づくりというテーマでやっぱり気になるのは、交通の便やローカルビジネスに悪影響がないかという点。自動車のある便利で効率的な生活スピードに慣れた現代人のライフスタイルは、そう簡単にはスローダウンできませんからね。

Co.Existによると、トップ画像のナシオン広場では、プレイスメーターと呼ばれるデータ収集デバイスを用いて、新たな歩行者向けスペースの使われ方や道路状況への影響がしっかり調査されているのだそう。

プレイスメーターは、一時的にカメラを設置して、歩行者や自転車の数をカウントしたり、特定のロケーションで車がどこにあるか調べることができる。たとえば一ヶ月特定の場所が閉鎖された場合、あるいはベンチや椅子を他の場所に移した場合、またバイクレーンを拡大した場合など、あらゆるシナリオでテストを行なっている。

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こうした歩行者フレンドリーな街づくりは、先進国のあいだではもはやトレンド状態。パリは昨年9月に「車なしの日」を実施したり、ニューヨークでもスマートシティを目指すなど、自動車ではなく「歩行者優先」を前提にした都市のあり方が改めて注目されています。

日本でもこうした取り組みが始まるとしたら、特に改善してほしいエリアは思い浮かびますか?

source: City of Paris via Co.Exist

Alissa Walker - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)