日本でもデザイナー・ベビーの基礎研究、はじまるか

日本でもデザイナー・ベビーの基礎研究、はじまるか 1

アメリカの歩調に合わせるようです。

朝日新聞DIGITALの記事によると、日本政府の生命倫理専門調査会ヒト受精卵を用いたゲノム編集の基礎研究を認める報告書をまとめたそうです。遺伝子疾患の予防研究が目的ですが、チートコードのように目の色や髪の色を変えるだけではなく、つきつめれば筋肉量を増やす、IQを高めるといったことも可能になる技術。しかし倫理的に問題があるから、編集済の受精卵を使った妊娠はアウトとのこと。

この分野ではいま、中国が一歩リードしています。血液異常の遺伝子を操作した2015年4月の論文に続き、2016年4月にもエイズウイルスに感染しにくくなるよう遺伝子をコーディネートする実験を行ったとのことで、新たな論文を発表しています。

ふーっ。ほっと一息。今すぐに恐るべき子供たち計画が発動することはなさそう。しかし基礎研究が進んだ先の世界ではどうなるかは五里霧中です。身体の改造といえば整形もそうですけど、昭和時代に比べて抵抗感が薄れている気がするんですよね。

将来、遺伝子操作が一般化する「ガダカ」みたいな世界がやってくるのかも。そしてナチュラルに生まれた人が「知れば誰もが望むだろう。君のようになりたいと。君のようでありたいと! ゆえに許されない、君という存在を!」と叫ぶことになるのかも。

source:朝日新聞DIGITAL

(武者良太)