ソフトウェア開発で、不良品USB-Cケーブルの被害をなくす

ソフトウェア開発で、不良品USB-Cケーブルの被害をなくす 1

安心して使えるケーブルを、ソフトウェア面でサポート。

USB-Cは、ほぼ何にでも使える新たなスタンダード。便利で重宝、助かります。が、ケーブルそのものが粗悪品な場合どうしようもありません。ラップトップやデスクトップに危害を与えてしまうことも。USB-C関係者もこれを問題視しており、対応策としてソフトウェアを開発しています。

粗悪USB-C対応策は、いたってシンプル。NPO団体であるのUSBの仕様策定を行なう「USB Implementers Forum(USB-IF)」によって認められているUSB-Cケーブルを端末に繋ぐと、暗号化された接続を通して、正当なケーブルであることと、その用途(充電や移行データの種類など)を端末に伝えるというものです。簡単にいうと、規格を満たしたケーブルは「自分ホンモノっす!」と端末に伝える能力があるということ。この認証は、電気やデータの移行を開始する前に行なうので、粗悪品ケーブルによる端末へのダメージを食い止めることができます。

また、もう1歩踏み込んだ対策として、規格認証USB端末からだけしかデータ移行を受け付けないように、コンピュータ側で設定をするという方法もあります。

開発が進み、ソフトウェアが市場にでれば、ケーブルのせいで端末が被害をうけることは、かなり減少するはずです。しかし、一方で、新たな問題もでるでしょうね。それは、ケーブルの価格。たとえば、純正iPhone充電ケーブルを使っていない人、少なからずいると思います。数百円の安価なものがありますからね。しかし、ソフトウェアがリリースされれば、こういった安価なケーブルは使えなくなります。さすれば、企業はこのソフトウェアを武器に、純正ケーブルの値段をつりあげることも…。

現在、このソフトウェアはまだまだ開発中であり、一般人の手に届くところにくるまでは、しばらく時間があります。なので、端末のファームウェアがアップデートされるまでは余地があります。安全重視か、価格重視か、それともいいとこ取りの何かがうまれるのか…。純正の価格がもう少しさがってくれたらねぇ、いいのだけれどねぇ。

source: Ars Technica

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(そうこ)