ベライゾンの150万人分の顧客データ、地下サイバー犯罪フォーラムで10万ドルで売りに出されてしまう

ベライゾンの150万人分の顧客データ、地下サイバー犯罪フォーラムで10万ドルで売りに出されてしまう 1

アメリカの通信大手ベライゾンの一部門であるVerizon Enterprise Solutionsは大企業や政府にITサービスを提供するビジネスを行なっています。そんなVerizon Enterprise Solutionsがなんとハッキングの被害にあい、150万人の顧客のデータを奪われてしまったようです。さらに悪いことには、この大量のデータが売りに出されているとのこと。

Krebs On Securityによると、「厳重に警備された地下サイバー犯罪フォーラムの有名なメンバーの1人」がデータベースを売りに出しているそうです。150万人の顧客のコンタクト情報を含むこのデータに付けられた値段は10万ドル(約1100万円)のようです。

報道を受けて、ベライゾンの広報担当は「(ベライゾンは)セキュリティの欠陥をサイト上に発見しました。その欠陥のせいでハッカーが顧客のコンタクト情報を盗むことを許してしまいました。会社は影響を受けた顧客に警告の連絡をとっている途中です」と発表しています。

ベライゾンでもワイヤレス・サービスのユーザーであれば心配する必要はないようです。

しかしVerizon Enterprise Solutionsの顧客にはアメリカのトップクラスの経営者、政府関係者が含まれています。この顧客リストにターゲットを絞ってフィッシング詐欺を行ない、10万ドル以上の利益を生むことは犯罪組織にとっては簡単なのかもしれないですね...。

トップクラスのセキュリティを誇っているはずのITサービス会社ですら、ハッキングの被害にあってしまう事件が増えてきました。インターネット・セキュリティ、経済・政治・人権問題とあらゆる分野のニュースを今後も騒がせることになりそうです。

source: Krebs On Security

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)