「VR THEATER」体験レポート:ネカフェでVR映画を見たらここに住みたくなった

「VR THEATER」体験レポート:ネカフェでVR映画を見たらここに住みたくなった 1

まんが喫茶、ネットカフェ、VRポータル

4月7日より、関東31店舗のインターネットカフェでVRコンテンツを視聴できるサービス「VR THEATER」がスタートします。

何ができるの?

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漫画読んだりゲームしたりダーツするのに加えて、ネットカフェでVRコンテンツを見ることができます。提供スタイルは各店舗で異なりますが、サムスンGear VRをレンタルして、配信されているコンテンツを視聴するというのは共通です。

VR THEATER @自遊空間 BIGBOX 高田馬場店 - Spherical Image - RICOH THETA

自遊空間 BIGBOX 高田馬場店での体験会

体験会が行なわれた自遊空間 BIGBOX 高田馬場店では、上のようにオープンな場所でスタッフが付き添った状態で体験します。見てるあいだに口が半開きになったりしてないかちょっと心配ですね。

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大きい

Gear VRはレンタルなので、衛生のため不織布マスクをつけます。他人が着けたものはちょっと…という方も安心。ちなみに、お子さまには大きすぎるんじゃないかと思いましたが、体験は13歳以上なので大丈夫でしょう。

体験会で視聴したコンテンツは、「進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”」と、「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の2つ。

良かったところ

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攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」は、15分間の長尺でストーリーも本格的な映像コンテンツ。美しい映像のなかをギュンギュン飛び回ったり、一人称視点で戦ったりするのはとても爽快でした。無意識のうちに手を握りしめていたほど。

また、実際にはぜひ体験していただきたいのですが、登場するキャラクターと顔を近づけてガッツリ数秒見つめ合うシーンがたびたびあり、ほんとうにそこにいるようで大変ドキドキしました。

このコンテンツの登場は2016年5月を予定しています(価格は未定)。

「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」ティザー

進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”」は5分間のコンテンツ。冒頭が360°動画ではない通常のアニメのせいもあってか、映像自体の没入感は今一歩という印象でした。ただ、「進撃の巨人展」では何時間もの行列をつくったという人気ぶりでしたので、見たかったけどまだ見てない!というファンの方には嬉しいでしょう。

こちらは4月7日から提供開始。1回の視聴は600円です(別途、店舗の使用料などが必要)。

「進撃の巨人展」ではOculus Riftでしたが、VR THEATERではGear VRで視聴します

残念だったところ

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Gear VRは、スタッフの方が装着するのを手伝ってくれるので、初めての人でも使い方などまったく気にする必要はありません。

が、いちばんの問題は、Gear VRが顔にうまくフィットしなかったこと。この世代のGear VRには、HTC ViveOculus Riftと違って頭の上を通るバンドがないので、ずっと下がってくるヘッドマウントディスプレイを手と鼻でおさえてました。周りのバンドをきつく締めすぎると痛いですし、髪も乱れるし…。

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また、15分もの長いコンテンツを見るのはこれが初めてだったのですが、気づいたことがあります。ヘッドマウントディスプレイをつけている人ってみんなちょっと上を向いてて、なんだか未来を見ている感じがすると思ってました。いいえ。ヘッドマウントディスプレイ重い

Gear VRの場合は、少なくともスマートフォン1個分以上の重さを頭で支えているわけです。15分もやってると、日頃から首を鍛えていないせいか顎が上向き始めました。

ちなみに、途中で腕のApple Watchが振動して現実に引き戻されたので、スマートウォッチはぜひ外しておくといいと思います。

気になったこと

とにかく、あのネカフェのリクライニングシートに寝転んで、静かな空間でだらーっと見られたら最高でした。何時間、いや一晩中こもりっぱなしで見てるかもしれないです。

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ちなみに1台しかないそうですが、自遊空間 BIGBOX 高田馬場店にはTELEPODも用意されています。

行くべき?

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「VR、1回600円」のキャッチーさ

まだVRを体験したことがないという人は、カラオケや漫画を読むついでに試してみる価値はあります。何度か体験したことのある人は、気になるコンテンツタイトルが配信され始めるまで待つのがいいかもしれません。

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このサービスに関わるのは、現在のネットカフェの原型にもなったブロードバンドカフェを日本に持ち込み、オンラインゲーム文化を育てたインターピアと、さまざまな360°動画を配信するVRプラットフォーム「VR CRUISE」を運営するエジェ

今後はたくさんの映像作品を揃えるだけでなく、ゲームなども展開していくかもしれませんよ。高スペックなPCが必要だったり、国内では手に入りにくかったりしてなかなか試す機会のないVRゲームを、いち早く体験できるようなオフラインポータルになるといいな。

いつかはネカフェに住んでVRのセカンドライフを楽しむのが、新しい生き方として出てくる…かも。

source: VR THEATER

(斎藤真琴)