自分は大丈夫と思ってるアナタ。世界で4億人が糖尿病ですよ

自分は大丈夫と思ってるアナタ。世界で4億人が糖尿病ですよ 1

糖尿病...自分はならないよ。なんて思ってませんか?

血糖値を計るコンタクトレンズ、血糖値を計る簡易タトゥーiPhoneを使った血糖値の調整、とテクノロジー関連のニュースによく糖尿病予防や診断・治療といったトピックが登場するのに気付きましたか?

なぜそんなにたくさんの糖尿病関連のテクノロジーが開発されているのか、ご存知でしょうか。

それは糖尿病患者が多いからです。

そう、25年間ピザだけを食べ続けたりしなくても、食生活生活習慣が原因で誰でもなってしまう病気なんです。

世界保健機関(WHO)が4月7日の世界保健デーに合わせて発表したデータがそれをよく教えてくれます。WHOによると、過去30年間で糖尿病患者の数はおよそ4倍にまで膨れ上がったそうです。1980年では1億800万人だったその数が、2014年には4億2200万人にまで達しています。

急・増・中!

このデータ、1型糖尿病と2型糖尿病は区別されていません。1型と2型で糖尿病は大きく異なるので覚えておきましょう。1型は自己免疫性疾患など生活習慣とは関係のない疾患が主な原因であり、2型生活習慣が主な原因となります。

しかしこの世界的な増加、間違いなく2型糖尿病の増加のようです。レポートも、この増加は「肥満といった関連リスク要素の増加を反映して」おり、運動不足不健康な食生活と糖尿病には強い関係があると述べています。2012年だけでも糖尿病によって150万人が死亡しており、高血糖が原因の死者はこれに加えて220万人にものぼるそうです。

低所得・中所得国で特に患者数の急増が見られるものの、増加傾向は世界中あらゆる地域で確認できます。糖尿病患者の人口に対する割合が一番高いのは東地中海地域で、13.7%(2014年)になります。1980年には同じ地域で5.9%だったことを考えると増加の勢いがよく分かります。

日本で厚生労働省が2014年に行なった調査では「糖尿病が強く疑われる人」は男性で15.5%、女性で9.8%と発表していますので日本も他人事ではありませんね。

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「糖尿病は静かな病気です。しかし着実に足ぶみを進めており、私たちはそれを停めなくてはいけません。」とWHOのEtienne KrugさんはBBCに語っています。

いやー、なぜ糖尿病関連のテクノロジーが次々に開発されているか分かりましたか? それだけの数の患者と、死者を出している病気なんですね。

追記:【訂正】1型糖尿病と2型糖尿病の分類ついての説明に誤りがありました。謹んで訂正させていただきます。

image by Teresa Kasprzycka / Shutterstock.com

source: WHO via BBC

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)