今振り返るNokiaとスマホの奇妙で悲しい恋愛関係

今振り返るNokiaとスマホの奇妙で悲しい恋愛関係 1

ある愛の物語。

Nokiaブランドの復活が発表されました! これまで「フクザツなカンケイ」だったNokiaとスマートフォンとの恋愛関係が、「公式にお付き合い」に代わったばかり。これまでの約10年間の、Nokiaとスマートフォンとの関係を振り返るいい機会かもしれません。

2007年春:春、それは恋の季節。すべての携帯電話の50.3%はNokia製。まだ「スマート」フォンが賢くなかった時代でしたが、ああ、帰り来ぬ青春の恋のなんとも甘酸っぱいこと…。

2007年秋から2013年春:嘆かわしい悲しみの時代でした。Nokiaとスマホは燃え盛る油田掘削機の頂上で手を取り合い、僕らの関係は永遠だよ、なんて約束して飛んだのでした。しかし重力には逆らえず落下。Nokiaのマーケットシェアもそれに続き落下しました。

2014年4月:スマートフォンが浮気。CEOのStephen Elopはスマートフォン部門をMicrosoftに売り飛ばしました。

2014年11月:苦々しい思いのNokiaはN1 Androidタブレットを制作。iPadクローンのようなもの、元恋人のスマートフォンの興味を引くためのジュエリーにすぎませんでした。

2015年4月20日:記録によればどうやらNokiaとスマホの間には会話が芽生えたようでした。コーヒーを飲みながら会って話をすることもあったとか。来年にはまた別れちゃうんじゃないの~?

2015年4月26日:Nokiaは、スマートフォンとの関係は「ただのいいお友達」だと声明を発表

中国の研究開発施設で消費者向け電話機を製造する意図がある、と報じる最近のニュース報道をNokiaは認識しています。そういった報道はどれも間違いで、Nokia Networks重役のコメントが間違って報道されたものです。

繰り返しますが、Nokiaは現在消費者向け電話機を製造もしくは販売する計画はありません。

2015年7月13日:NokiaのスポークスマンRobert Morlinoが、公式にNokiaとスマートフォンとの関係が「複雑なもの」であると発表:

…いつもこの質問があがってきます:Nokiaはモバイルデバイスに復帰するのか?

答えは:複雑な状況なんです。

2016年5月18日:Nokiaとスマートフォンとの関係がついに公式なものに。これまではくっついては別れての良くないカンケイでしたが、ついに見つけた愛は実際にはうわべだけのもの。完全に愛を誓う代わりに、Nokiaはただ名前を貸すだけで、HMDというほかの会社がこの新たなAndroidスマートフォンを市場に出します。

つまり、この「スマートフォンに戻ってきたNokia」の構図は、「テレビに(ミニシリーズとして)「Xファイル」が戻ってきた」というのと同じわけです。モルダーもスカリーもいるけども、なんだかこれじゃない感じ。それでも、懐かしいあの日々の苦い初恋を思い出させてくれる、フィンランドのブランドロゴがスマホに戻ってくるのはうれしいですね。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(abcxyz)