キーを押したのは中指? それとも人差し指? どの指で押したかを認識するキーボードのテクノロジー

キーを押したのは中指? それとも人差し指? どの指で押したかを認識するキーボードのテクノロジー 1

どの指を使ってキーを押したのか。これまでキーボードを操作するときに気にしなかった点を認識する技術が開発されました。

Finger-Aware Shortcutsとよばれる技術を開発したのは、ウォータールー大学のコンピュータサイエンス学部のJingjie ZhengさんとDaniel Vogel教授。この技術の何がすごいかというと、1つのキーにあらゆるショートカットを設定できるという点です。

通常であれば、1つのキーの組み合わせに対して複数のショートカットを設定することはできませんが、Finger-Aware Shortcutsはキーをどの指で押したのかまで認識するので、同じキーであっても押す指ごとに異なるショートカットを設定できるのです。

この技術は、ノートPCに搭載されたカメラで手元のキーボードを写せるように鏡を設置する以外にはハード側に特別な変更を加える必要はありません。また、画像処理ソフトによってどのキーをどの指で押しているかだけでなく、手の位置や、手を開くあるいは閉じるといった状態も測定されるとのこと。

そのため、押す指と手の状態の組み合わせ次第で同じキーであっても異なるショートカットを設定できるのです。例えば、左手の中指でGのキーを押すとそのままGとインプットされますが、右手の中指で押した場合には「Google検索を起動する」などと自分の使い勝手の良いように各キーを設定できるということです。

スピードと効率性のためにPhotoshopのショートカットをよくデザイナーもいますが、このアプローチなら彼らの作業をさらに改善できるかもしれません。必要なのは、ソフトウェアアップデートと3Dプリンター製の鏡だけ。グラフィックデザイナーに限らずとも恩恵を受けそうな技術ですね。

source: Jingjie Zheng via Gizmag

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(たもり)