ヴィクトリア時代の道具を使ってハードキャンディーを作る工程をGIFでみる

毎日約100種類のハードキャンディーを作っている、フロリダ州タラハシーにあるキャンディーとアイスクリームのお店「Lofty Pursuits」。ヴィクトリア朝のころに作られたキャンディーの型を使いながら、日々手作りしています。

1800年代後半に作られたこのキャンディーの型は、何十年もの間ホコリをかぶっていました。現在ではとても珍しいものとなってしまった理由のひとつに、第二次世界大戦直前にこのような真鍮製のローラーの型を使う人が減ってしまったという点があります。また、Lofty PursuitsのYouTubeの動画によると、戦時中に金属スクラップの需要が高かったので、その多くは消えてしまったんだとか。ちなみに1組あたりの重さは4.5kg。見た目は小さくともずっしりしています。

それでは、このアンティークの型で飴を成型していく様子をGIFアニメーションでさくっとご紹介。

まず、熱いキャンディの塊をテーブルの上で少し冷まし、温度が均一になるように折りたたみます。冷めすぎるのを防ぐため、その後は保温のテーブルに移されます。

キャンディーの塊をほどよい大きさに切り分け、ヴィクトリア朝のローラーに送り出すと…

型が押された状態で出てくるので、冷まします。

ここでひとつ豆知識。ハードキャンディーはドロップともよばれますが、それはローラーから出たシート状のキャンディーをバラバラにするためにテーブルの上に落とす、すなわちドロップ(drop)するこの工程に由来しているんです。

同店ではアンティークの道具の修理も行なっているとのこと。長い年月をへて、現代でも使われ続けるという点で和菓子の菓子木型と一緒ですね。1粒1粒が作りだされる様子をごらんあれ。

Carli Velocci - Gizmodo SPLOID[原文

(たもり)