Uberの乗客はスマホのバッテリー低下時、金払いがよくなる

Uberの乗客はスマホのバッテリー低下時、金払いがよくなる 1

人間あせると、お金を気にしていられないことが多いですからね。

スマホのバッテリーがなくなると、急にいろんなことが不便になるのでかなり切迫してしまいますよね。タクシー配車サービスUberは、そんな私たちの心理をよーくわかっていたようです。Uberの乗客はスマホのバッテリー残量が低くなったとき、高い乗車料金を払いがちという調査結果が出てきました。

Uberのアプリって私たちのスマホの中身、かなり知ってるんです。カメラの利用、位置情報、連絡先、そしてバッテリーの量まで。タクシー配車アプリなので位置情報などはいいとしても、どうしてバッテリーまで?と思いますよね。Uberの経済調査チームのKeith Chenさんによると、Uberアプリはバッテリーが低くなっているのがわかると、省エネモードに変更できるからというのが理由。そこからわかったことが、今回の利用客のバッテリー残量が低くなると、通常料金よりもっと高めの料金でも払ってしまう傾向にあるということです。バッテリーがなくなってしまう前に、とにかく移動手段を確保して、家に帰って充電しなくてはという気持ちが働くんでしょうね。

このお話はナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)の「The Hidden Brain」というポッドキャストで語られたものです。こちらUberが発表した調査ですが、Uberはこの結果でバッテリーが低くなっている人の料金を上げたりということは、一切していないと言っています。

「我々は、この情報を使って乗車料金を上げるというようなことは絶対にしていませんが、人間行動の心理的なところが見られて興味深いものだと思っています」とChenさんは話しています。

Uberは、乗車需要が高いのにもかかわらず、路上にいるドライバーが足りない場合に乗車料金が上がるというシステムを取っています。2014年にオーストラリアで人質事件があった時に、解放された人質たちやその周辺にいた人たちが一斉にUberをリクエストしたことで乗車料金が高騰し、その後Uberが謝罪をするということもありました。

Chenさんは、料金が1.9倍と2.1倍の時にUberを利用する人は増えるものの、2倍では急激に低下すると説明しています。ちなみにChenさんはUberで経済調査をする前は、イエール大学で猿にお金の使い方を教えるリサーチをしていたそうです。人間の私たちは、ちゃんと適時適所でお金使えているんでしょうか。

source: NPRYahoo

Matt Novak - Gizmodo US[原文

(リョウコ)