よりダークな別エンディングが存在するホラー映画7選

鬱な別エンド集

この展開はつらい……?

ホラー映画はもちろん怖さが売りですが、ハッピーエンドで終わる作品も多いです。

それはそれですっきりして良いとは思いますが、実は監督や脚本家がもともとダークなエンディングを用意していたにもかかわらず、試写での観客の反応やスタジオの意向により変更され、ハッピーエンドになってしまったなんてことも珍しくありません。

今回はCheetSheetが取り上げた、ホラー映画の差し替えられたダークな別エンディング集をどうぞ。各作品の結末のネタバレがありますので、ご注意ください。

「パラノーマル・アクティビティ」(2009年)

劇場版はケイティがカメラに向かって笑顔を見せたあと、カメラに突進して画面が暗転。数日後にミカの死体が警察によって発見されたものの、ケイティは行方不明――という説明が入る結末です。

別エンディング1では、ケイティがカメラを見つめながら包丁で自分の喉をかっ切って倒れます。

別エンディング2では、警察がやってきて、2階で包丁を持っているケイティを発見。扉が閉まり、警官が発砲してケイティは死亡します。

なお、劇場版はスティーヴン・スピルバーグのアドバイスのもとに製作されたそうです。

「キャリー」(2013年)

傑作ホラー映画のリメイク。劇場公開版はキャリーの墓に亀裂が入って終わります。

別エンディングでは、スーが病院で出産しようとすると股から出てきたのは赤ん坊ではなく血にまみれたキャリーの手……。

本作はそこまでヒットしませんでしたが、別エンディングを採用していたら、少し評価が変わっていたかもしれません。

「ゾンビ」(1978年)

当初の予定では、生き残った2人は自ら命を絶つことを選び、ピーターは拳銃で自殺、フランは回転するヘリコプターのブレードに自ら頭を突っ込んで自殺するという結末が用意されていたとのこと。

別エンディングは誰かしらの反応を見て差し替えられることが多いですが、本作に関してはジョージ・ロメロ監督の判断のもとに変更されたそうです。

「エイリアン」(1979年)

本作の別エンディングは、実際には撮影されていません。

もともとは、リプリーがクリーチャーに頭を引き裂かれて絶命するというものだったそうですが、続編の製作の可能性を捨てられなかったため、ハッピーエンドに変更されたとのこと。

「ホステル」(2006年)

劇場版ではパクストンがビジネスマンを駅のトイレで殺しますが、別エンディングはパクストンがビジネスマンの娘をさらって電車で去るというもの。

本人を傷つけるよりも、大切にしているものを奪うことの方が効果的な復讐になるとイーライ・ロス監督は考えたようですが、試写を行った結果、観客に監督の意図が伝わりにくかったらしく、よりダイレクトなビジネスマンへの残忍な復讐という形になったと語られています。

「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(1986年)

劇場版では、オードリーIIを倒した人間の勝利で終わりますが、別エンディングではオードリーIIがオードリーとシーモアを食べ、街に繰り出しやりたい放題という結末だったそうです。

次々と建物を破壊し、最後はアメリカの象徴である自由の女神を制圧。人々に絶望を与える内容でした。

「ディセント」(2005年)

アメリカ版ではサラが洞窟から脱出し、最後に車中でジュノの幻影を見て終わりましたが、インターナショナル版では脱出するものの、それはサラの夢で、彼女は変わらず洞窟の中にいるという結末が採用されています。

アメリカの観客にはダークすぎたために、変更されたそうです。

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中川真知子