オーストラリア、抗ジカ熱コンドームを五輪選手に配る

オーストラリア、抗ジカ熱コンドームを五輪選手に配る 1

何事にもアツいアスリートですから。

五輪の選手村でコンドームが配られるという話は聞いたことがあります。しかし、そのコンドームでジカ熱対策ができるとは知りませんでした。オーストラリア五輪委員会(AOC)が、抗ジカウィルスコンドームを選手に配布することがわかりました。

AOCが、コンドームメーカーAnsellと製薬会社のStarpharmaとタッグを組んで、ジカ熱予防薬=予防コンドームを開発しました。このコンドームは、VivaGelという物質でコーティングされているのが特徴。VivaGelは、Starpharmaが開発した、感染症予防のための薬剤。Starpharma曰く、研究ではほぼ完全にジカウィルスからの感染を防ぐことができたと言います。リオ五輪でAOCが選手に公式配布するコンドームに、VivaGelが使われるとなれば、Starpharmaにとってこれ以上ない宣伝となるでしょう。

すでに五輪村で配布予定のコンドーム、男性用35万個、女性用10万個をAOCは準備済み。AOC委員長のKitty Chiller氏は「選手の健康状態は最優先事項。Starpharmaとの協力で、チーム全員をさらに守ることができる」「リオが直面する問題への常識的なアプローチ」だと語りました。

昨年からニュースでよく耳にするジカ熱。妊娠中の女性は、胎児への影響を考え、特に警戒が必要だと言われています。この夏五輪を開催するリオでは、ジカ熱が流行しており、五輪目的の観光客には長袖着用や虫除けスプレーの利用を呼びかけています。五輪参加の各国委員会がジカ熱に関して、ガイドラインなどを作成するなか、AOCはさらに1歩踏み込んだ対策をこうじていると言えるでしょう。そうそう、オーストラリアでは虫除けスプレーの会社も, 公式スポンサーになっていますね。

source: Australian Associated Press, The Guardian, abc

Image by Dmitry V. Petrenko/Shutterstock

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(そうこ)