ピタッ。虫みたいに壁に張り付くドローン

ピタッ。虫みたいに壁に張り付くドローン 1

ニンジャかな?

今流行のドローンといえば、その名前の由来となったオス蜂のような機敏な飛行が特徴。でも、「長時間飛び回れない」という意外な弱点もあります。もっとトンボやハチみたいに、ときどき壁に止まって一休みするドローンってないのかな…と思っていたら、もう開発が進んでいたんですね。

スタンフォード大学のBiomimetics and Dexterous Manipulation Labで開発が進んでいるこのドローンは、一見普通のドローンかと思いきや壁に近づいてビタッとはりつくことができるんです。壁に張り付いた後はプロペラを止めて、そのままバッテリーを浪費せずに滞在することも可能。まるで、トンボが壁で羽を休めているみたいですね!

ピタッ。虫みたいに壁に張り付くドローン 2

これを可能にしたのが、ドローンに備え付けられた着陸機構と小さなとげ状の引っ掛かり。この引っ掛かりを食い込ませることで、このドローンは壁に張り付くことができます。その様子、まるでアブか何かが顎で食いついているようです…。

そしてこの引っ掛かりのおかげで、このドローンは壁だけでなく天井にも張り付くことができます。壁への張り付きにも多少の電力を必要としますが、それでも数時間はそのままくっつき続けられるとのこと。まるで壁に潜む忍者です。

ピタッ。虫みたいに壁に張り付くドローン 3

また、再飛行も引っかかりを外すだけなので楽々。説明ではザラザラした壁面に付着が可能と説明されていますが、ツルツルの壁面にはとげが引っかからず、くっつくことができないのかもしれません。

このドローンの使い道としては、長時間の稼働が必要とされる監視用途なんかにぴったりでしょう。またプロペラを止めることで、より静音性の要求される用途にも利用可能です。その他にも、ホビー用途の変わり種ドローンとして登場するかも…? こんな昆虫みたいな面白ドローン、もし登場したら一度遊んでみたいものです。

source: ubergizmo

(塚本直樹)