暗号化、ノック機能、通話切り替え、Googleの新しいビデオ通話アプリ「Duo」がFaceTimeに切り込む

ノック機能が何気に奥深い...

Googleが発表した新しいビデオ通話アプリ「Duo(デュオ)」。ビデオ通話はLINEに、AppleのFaceTimeとたくさんのアプリがカバーしていますよね。そんな中「今さらまたビデオ通話アプリ?」と思ってしまいますが、これがなかなか楽しそうなんです。ビデオ通話をさらに気軽に、便利に楽しくする機能がいくつか搭載されています。

モバイルのみのDuo、基本的な操作はFaceTimeと同じようです。アプリを開くと自分が写るプレビュー画面が広がります。そこから連絡先をスクロールして通話相手を選びます。かけたい相手をタップして、相手も通話を選べばビデオ通話が始まると。

シンプルなデザインで一貫されており、紹介ビデオもすごく短くシンプルになっています。Googleのコミュニケーション製品エンジニアリング・ディレクターであるErik Kayさんは「デモ動画がすっごく短いのに気づいたでしょう、それだけで十分だからなんです。」と先週のトライヤルの後The Vergeで語っています

シンプルですが、遊び心はいろいろと含まれています。私が個人的にお気に入りなのはKnock Knockという機能。誰かからDuoを通してビデオ通話がかかってきたら、こちらが出る前にロック画面にもう相手のライブ・ビデオが表示されてるんです。相手の「出るかな〜?」っていう表情が見られるわけですね。ビデオ通話めんどうだなって思ってても相手の表情を見たらつい出てしまうなんてことありそうですね。

これって誰かがドアをノックした時に覗き穴からドアの向こうを覗くのに似てますよね。ノック機能、秀逸です。

またWi-Fiでのビデオ通話から通常の電話としての通話への切り替えも一々通話を中断することなくスムーズにできるとのこと。ビデオ通話をしていて、Wi-Fiが切れる!という瞬間や、電話で話をしていて急に相手の顔が見たくなるってことありますよね。そして通信はエンドツーエンド暗号化で安全に守られています。

一点、複数ユーザー間でのビデオ会議には対応していないのが残念です。

GoogleによるとDuoは今夏にAndroidとiOS両方に公開されるとのこと、今使っているビデオ通話アプリの代わりになってしまうかどうかは分かりませんが、一度は試したくなりますね。こういったアプリは使っている友人が増えないと面白くないですが、さてFaceTime、LINEとの競争はどうなるでしょうか。

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)